MRのリストラ

会社で早期退職の募集があったときの体験談を語る

MRのリストラ

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

先日、「自分の会社が早期退職を募集したらどうするか考えてみた」の記事で、もしも自分の所属する会社が早期退職を募集したら手を上げるのか上げないのか、手を上げるとすればその後はどうするかを今のうちから考えておくことをお勧めしました。

私は過去、自分がいた会社で早期退職を実施したことがあります。

私自身、当時は若かったですし、そのときまで早期退職についてなど考えたこともありませんでした。

最終的には応募しましたが、今の知識があればもっと違う選択肢があったかもしれないと思います。

なので、今の若いMRの方には私の早期退職募集の経験を通じて、いざというときに備えられるようにして頂ければと思っています。

早期退職プログラムに応募するか否か

私はこれまで転職によって外資系ばかり4社の製薬会社でMRをやってきましたが、とある会社で早期退職プログラムが実施されました。

その会社では数年前までに何度か小規模の希望退職を実施したことがあったのですが、年齢などに条件があり、私は条件にあてはまらなかったため気にしたことはありませんでした。

それが、その時には年齢に制限がなく、私も対象に入っていたのです。

そこで初めて希望退職というものを真剣に考えるようになりました。

しかし、募集開始は約1か月後でしたので、ゆっくりとその後の人生設計について考えたり、準備をしている時間はありませんでした。

私はその会社に不満はなく、仕事も上手くいっていましたし、職場の人間関係にも不満は特にありませんでしたので、普通に考えれば希望退職に応募する理由はありませんでした。

しかし、希望退職プログラムの説明会後に一人ひとりに対して退職金総額の通達があったのですが、会社に入社して数年しか経っていなかったにもかかわらず約1,000万円だったため、気持ちが揺れました(笑)。

でも、1,000万円を貰ってもその後の収入が下がったり、いい会社に転職できなかったら意味がないと思うかもしれません。

当然、私もそう思いましたので悩みましたが、当時は今よりも転職の募集はたくさんありましたので、転職先については楽観的でした。

そして、私は希望退職プログラムが発表される数年前から複数の転職エージェントと連絡を取り合っており、転職に対して興味がありました。

また当時は独身でしたし、自分の資産に1,000万円が加わればかなり心強くなるということで、希望退職に応募する方に気持ちが傾きました。

私は当時から長期運用を目的とした株式投資を行っており、1,000万円という一時金は長期運用には魅力的な金額でした。

若い時に1,000万円を貯めるというのはMRでも難しいですからね。

1か月という、自分の人生を左右するかも知れないことを決めるには短い期間でしたが、私は希望退職プログラムに応募することにしました。

承認基準がわからない

1か月後、応募開始日が来ましたが、いざ応募するとなるといろんな疑問が湧いてきました。

他の会社の希望退職ではどうかわかりませんでしたが、その会社ではプログラムに関する説明会は一度のみで、概要の説明はありましたが質問に答えてくれるような部署は用意されていませんでした。

応募は先着なのか、また、もれなく承認されるのか?

どういう形で決定の連絡が来るのか(メール?郵送?上司から直接言われる?)

結果が分かるのはいつなのか?

1回きりなのか、何度かに分けてやるのか?

ファイザーでは過去に盛大な希望退職をやっており、その時には先着だったためアルバイトを雇って大勢で電話した人もいたと聞いていたので、この辺が不明確だったことが不安でしたね。

応募しない人にとってはどうでもいいことですが、自分が応募すると細かいことでも気になってしまうものですね。

だから、募集開始当日は朝から会議があったのですが、卸に呼ばれたことにしてどこかの駐車場で時間を待って応募しました。

ちなみに、その時の希望退職プログラムでは先着順ではないことを知ったのは、これが終わってからです。

それで、結果を知ることができるのはいつなのかもわかりませんでしたから、それまでは悶々とした日々を過ごしました。

会社を退職することを希望するボタンを押しているのですからやる気が出るはずはありませんよね。

結果が分かったのは約1か月後でした。

ある日、夕方に社内研修会をするために会議室に集合した際、少し早く着いたので内勤をしていたら1通のメールが入ってきました。

それは希望退職プログラムの結果通知メールでした。

開いてみるとこう書かれていました。

リョウタ様

この度は希望退職プログラムに応募いただき誠にありがとうございます。

厳正なる審議の結果、貴殿は当プログラムを適用しないことに決定いたしました。

今後も当社において貴殿の力をお貸しいただきますようお願い申し上げます。

                         希望退職プログラムチームより

まさか、応募して適用されない人もいるということを想定していませんでした。

いたとしても、まさか自分が除外されるとは・・・。

応募ボタンを押した瞬間から自分はもうこの会社を辞める気でいたので、その後の計画も何もかもが一気に崩れてしまいました。

辞める気でいた会社で、もう一度やる気を取り戻すのはなかなか難しいことはこの時に知りましたね。

転職エージェントとはよく情報交換をしていましたので、結局はその後転職しました。

退職金は5分の1以下でしたけど(笑)。

早期退職の体験から言えること

近年は早期退職を募集する会社が増えてきているため、これからも私と同じような経験をするMRの方が増えていくと思われます。

私が経験した限りでは、早期退職プログラムが発表されてからは決断する期間が短いです。

40代や50代のベテランMRはためらわず応募できる方もいるかもしれませんが、若いMRの場合は普段からこの問題について考えていないとどうしても焦らなければならなくなります。

若手のMRや、今から会社でどんどん出世してやろうと思っている方はピンとこないかもしれませんが、今後は日本の医薬品市場が縮小していく中で自分にとってベストのキャリアが変わっていく可能性も十分にあります。

なので、いつでも複数の選択肢からキャリアを選ぶことができるようになるためには、一度考えておくべきテーマだと思いますがいかがでしょうか。

ランスタッド

ビズリーチ

dodaエージェントサービス

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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