MRの年収

MRの日当っていくらもらってるの?という話

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

MRの七不思議と言われる日当ですが、他の製薬会社の日当がいくらなのかって、結構気になりますよね。

大きくは変わらないと思うんですが、1日あたり数百円ちがっても、月間、年間と考えていくと、サラリーマンにとってはけっこうな差になります。

今回は、現役MRであることを活かして各製薬会社の日当について調べてきましたので、シェアしたいと思います。

製薬メーカーの日当金額トップ3(個人調べ)

まずは、日当金額トップ3について発表していきます!

あくまで個人で調べた範囲ですので、私が付き合いのあるメーカーの中での調査です。

多少の違いがあるかも知れませんので、お許しを。

また、最近日本に入ってきている外資系のバイオメーカーや希少疾病薬メーカーなどにもっと高い日当(日当とは呼んでないがそれに相当する非課税手当)を支給している会社があるかも知れませんので、そこもご了承をお願いしますね。

いちばん日当が高かったのは、あの会社

あまり知られていないというか、MR歴15年以上の私もこんなにちゃんと調べたことがなかったので、はじめて知ったんですが、主な製薬会社で日当金額の1位に輝いたのは・・・

1位 参天製薬

でした。

えっ!そうなの?って感じですね・・・。

その金額なんと、¥3,800/日

内資系には日当支給に細かい規定がある会社も多いイメージですが、あまりないようです。

20日/月外勤すると、、、

¥3,800 × 20日 = ¥76,000

年間で90万円前後が見込めるワケです。

業界平均と比べても、年間でみると結構ちがってきますよね~。

いや~、うらやましいです。

第2位は大手外資系企業のあの会社

続いて、調べた会社の中で次に日当が高かったのは・・・

第2位 アストラゼネカ

でした!

気になる金額は、¥3,600/日

しかも4時間以上の外勤があれば満額つけられるということなので、終日会議の日以外はほぼつきますね。

アストラゼネカは、新卒の給料が高いイメージなんですけど、日当も高いので若い年齢層には良い会社です。

ベテラン社員には若干風当たりが厳しい印象ですが・・・。

まあ、2年前の不当解雇事件などで話題にはなりましたが、比較的ベテランのMRの方も元気に仕事されているので、最近は良いのかもしれません。

第3位はあの繊維系兼業メーカー

上位ランキングトップ3の最後は「だけじゃない〇〇」のあのメーカーでした。

それはもちろん・・・

第3位 帝人ファーマ

です!

その金額は、¥3,500/日でした。

帝人ファーマに関しては、日当も等級によって金額が若干変わるらしいので、詳細はよくわかりませんでしたが、若手だと¥3,500/日で~¥4,000/日くらいまで変動するそうです。

ただ、帝人のMRさんは「年功序列色が強いので良い業績とっても給料やボーナスがそれほど上がらず、外資系の同僚の話を聞いてるとやりきれない」と言っていました。

年功序列はあとあと良い面もあるなと感じることがあるんですけど、若手のMRにはテンション上がらない制度ですよね。

日当の業界平均はこの金額

日当金額トップ3をお伝えしましたが、以外に明らかに高い金額の日当を出しているメーカーは多くありませんでした。

ほとんどが、業界平均である¥2,500~¥3,000でしたね。

この水準のメーカーは非常に多いので、適当に表にしておきました。

業界平均の会社がこちらです。

日当¥3,000/日の会社一覧

¥3,000/日
武田薬品ノバルティスファーマサノフィ
MSD久光製薬大塚製薬
EAファーマアッヴィギリアド・サイエンシズ
エーザイイーライリリー旭化成ファーマ

日当¥2,800/日の会社一覧

¥2,800/日
中外製薬(廃止)アステラス製薬田辺三菱製薬
マルホグラクソ・スミスクライン

日当¥2,500~¥2,700/日の会社一覧

¥2,700/日大日本住友製薬日本新薬ベーリンガーインゲルハイム(等級により変動)
¥2,500/日第一三共ファイザーノボ・ノルディスク

杏林製薬興和創薬Meiji Seikaファルマ

業界平均以下だけど年収は高い?

¥2,400以下という会社も少数ですがありました。

¥3,500/日の会社と比べると、一日あたり¥1,000以上も違いますね。

でもなんか、日当が業界平均より低い会社を見てると、平均年収自体は高い会社が多いイメージです。

だから、これらの会社の人からすればあまり気にならないかもしれませんね。

まとめて表にしました。

¥2,400/日小野薬品ベーリンガーインゲルハイム
¥2,300/日塩野義製薬キッセイ薬品持田製薬
¥2,100/日鳥居薬品

ちなみに、ヤンセンファーマ、ブリストルマイヤーズは数年前に日当が廃止され同等金額の課税手当になったそうです・・・。

両社MRとも、「いきなり別口座だった日当が廃止されて、給与口座に振込みになったので、奥さんへの説明に苦労した」って言ってました。

奥さんに黙ってた人は大変だったでしょうね(笑)。

日当の金額は会社の待遇のほんの一部に過ぎない

以上が私の知り合いの各社MRさんから聞いた、日当金額でした。

気になっていた会社の日当金額は載ってましたでしょうか?

ただ、内資系に多いと思いますが、等級によって金額が変わる会社もあって、書いてある金額と少し違うということもあるかと思います。

私が聞いたMRさんの現在の支給金額ですので。

ただ、日当はその会社の待遇の一部に過ぎないです。

内資系なら、別途課税の営業手当があったり、残業手当がついたり、家族手当、地域手当、住宅手当・・・など、他の手当が複数支給されています。

対する外資系では、そのような課税手当は少なめだったり、全くない会社もけっこうあります。

私が所属した会社は4社とも外資系でしたが、給与明細の欄には基本給とみなし残業代のみという会社が2社ありました。

たしかに、日当は非課税なのでインパクトは大きいですが、総合的な待遇はどうかというのが大事なので、あまり気にしても仕方ないですね。

なぜ¥3,000前後が多いのか

ところで、なぜ製薬会社の日当って¥3,000くらいが多いのか気になりますよね。

これについては、業界大手の会社が¥3,000で始まっているからという説が有力です。

そもそも、日当というのは製薬業界特有のものではなく、他の業界でも外勤するとだいたい¥1,500~¥2,000くらいつく会社が多いんです。

私も新卒では業種の違う会社に入りましたが、¥1,500/日の外勤日当がついていました。

だから、製薬業界はそもそも業界として平均の金額が高いんですが、その中でも高い日当を出していると税務署から指摘される可能性があるので、「とりあえず大手の右にならえ」という感じなんだと思います。

ただ、近年は日本でも課税意識が高まっていますので、日当にも手が伸びる可能性は否定できませんね。

外資系企業の一部では、日当が廃止されて課税手当になっている会社も出てきていますので、なくならないように大手には頑張ってもらいたいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

日当がMRを辞められない理由の1つだという人はけっこういるんじゃないかと思います。

年間にするとバカにならない金額ですからね。

ただ、転職などで会社を選ぶときには、参考にするのは良いですが、あくまで待遇の一部だということを念頭に置いた方が良いと思います。

このご時世ですから、将来的にどうなるかわからないですしね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

コメント

  1. 中外製薬はもう日当なくなりましたよ

    • ゆうさん、教えて頂きまして大変ありがとうございます!助かります。情報更新させていただきますね。

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