こんにちは。
現役MRのリョウタです。
サラリーマンをしていると、もう本当にたくさんの理不尽なことに遭遇します。
私も無駄なことや理不尽なことには人一倍敏感な方ですので、そういう目に遭うと仕事へのモチベーションが下がってしまいます。
MR生活の約16年間でいろんな目にあったのですが、納得できないことについて共有してみたいと思います。
就業時間における理不尽なこと
若い頃、営業所会議の時間に5分遅刻してしまいました。
営業所メンバーは10名くらいいましたが、そのときに遅刻したのは当然私一人でした。
そのときの所長は特に厳しい人だったため、その場でメチャクチャ怒られました。
私も体育会出身ですので、いつもは開始前30前くらいには会場に着くようにしていましたが、なぜかその日は道路がそれまで見たことがないくらい渋滞していたんです。
しかも、担当を異動して間がなかったため、回り道もわかりませんでした。
そんな言い訳はいくらでも思いついていたのですが、もちろん時間に遅れた事実は変わりませんので、一切言い訳はしませんでしたが。
それで、その日の会議は終日で、会社の就業時間どおりの9:00〜17:00という予定でした。
しかし、会議が長引いて大幅に予定時間をオーバーし、終了したのは17:50分くらいだったと思います。
それでも、貸し会議室を借りていたのが18:00までだったからその時間で終了しましたが、そうでなければまだまだ続いていたような雰囲気でした。
さあ、どんな理不尽があって納得できないのか、みなさんはわかりますか?
もったいぶっても仕方がないので、さっさといきたいと思います。
その当時というのはまだ就業時間なんてあってないようなものでしたし、時間を意識して仕事をする人なんて製薬業界でもほとんどいませんでしたから、特にこの理不尽には気が付きませんでした。
怒られたことでこの日のことはけっこう覚えていたので、後になって理不尽に気づいてすごく納得できない気持ちになりました。
この日の会議に限ったことではなく、日本の社会全体の風潮というか、会社でも学校でも、その他の組織でも同じようなことはあると思います。
いい加減引っ張ってきましたが、会議の開始時間にはものすごく厳しいのに、終了時間にはものすごくルーズなところです。
会社でも、学校でも、部活でも同じ傾向があると思いますが、会社でそれをやるのは納得できないですね。
会社は他と違って、就業時間の規定は雇用契約の範疇だからです。
雇用契約で、9時から17時までの時間で労働力を会社に提供しますということを約束しているのですから、本来は残業制度がないのに会議などの時間を長引かせるのは雇用契約違反になります。
日本人はサービス残業が大好きですから、だれもそんなことは言いませんけどね。
開始時間を5分遅刻したことに対してはものすごく怒るのに、終了時間は50分オーバーしても謝罪の言葉ひとつないのは、後から考えてみると異常なことだと思えます。
こういうことって、このときだけじゃなく日常的にありますよね。
時間に関して雇用契約違反をしているのは、遅刻だろうがサービス残業をさせようが変わらないはずなのに、遅刻だけ咎められる。
日本の不思議な慣習の一つだと思います。
アンケートに答えたら呼び出された
もうひとつのサラリーマンあるあるは、これも私がまだ1社目の製薬会社に入社して間もない頃だったと思いますが、支店全体会議の場にグローバル本社からお偉いさんが来たときのことです。
いろんなセッションを本社の人が用意して、いつもの支店会議よりも派手にやったのですが、会議の終わりに内容についてのアンケートを記入させられたんです。
で、最後の方に「どうすればもっと良いミーティングになるか、あなたの意見を教えて下さい」みたいな設問で自由記入形式になっていました。
私は会議の進行上の改善点について気づいたことがあったので、建設的な意見を出そうと思って記入しました。
もちろん、クレームにはならないような前向きな言葉を使ってです。
それでも、何かが気に障ったのか、会議後すぐに本社の人間に呼び出されました。
そして、グローバル本社の外国人ディレクターの前に連れていかれて、注意されました。
アンケートだから、次回のために建設的な意見を思いつく限り丁寧な言葉を使って書いたのに、まるで自分たちのミスではないと言わんばかりに記入者を注意するという、一種の責任転嫁の行動だったんでしょう。
それなら、そんな設問を入れなければ良かったのに。
サラリーマンだから、みんな忖度して「改善点なんか一つもありません。素晴らしいミーティングを用意してくださってありがとうござます!」みたいなアンケートしか書かないという前提で作ったアンケートだったんでしょうね。
それに気づいたのはしばらく後でしたが。
クレームのような意見を書くのは違うと思いますが、「ここは素晴らしかった。ここをもう少しこのようにすればもっと良くなったと思います」という建設的な回答さえ受け入れられないなら、アンケートなんか書かせないでほしいですね。
それ以降、会社のアンケートには二度と真剣に回答しないと決めたのでした。
若い頃だったから余計にトラウマになりましたよ。
まとめ
サラリーマンなら誰でも経験するようなあるあるですが、私はこういうありがちな理不尽がほんとうにストレスになります。
人によっては流せるのかもしれませんが、私にはムリです。
つくづく、サラリーマンに向いていないと感じます。
皆さんの納得できないサラリーマンあるあるも、よければ下のコメントに記入していただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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