MRの仕事

MRという職業について最近思うこと

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

MRって他の業界と同様に企業に所属する営業社員なのに、給料を含めていろいろ待遇が良いです。

だから、本当にMRに転職してよかったと思います。

今日は、私がMRという職業についてふと思うことについて共有します。

これまでMRをやってきて思うこと

私は異業種からMRに転職してきて、もうすぐ16年になります。

給料が良いとは聞いていましたが、製薬業界がこれほど待遇の良い業界だということは、転職時には知りませんでした。

たまたまこの業界に潜り込むことができたのですが、転職当初は右も左もわからずがむしゃらに働きました。

気づけばMRとして3回転職をして、16年近く仕事をしています。

たいして出世はしていませんが、それでも転職市場で評価されて良い条件でオファーを出してもらったこともありました。

MRは認定制度があり、認定証を持っていることで価値が生まれます。

1社だけに留まっているとよくわからないかもしれませんが、転職活動をするとわかります。

MR認定証がないと、MRとして転職することはほぼ不可能だからですね。

認定証を持っていることで、製薬会社からみると価値がある存在になれます。

ちなみに、転職市場ではMRとしての付加価値は他にもあります。

領域専任経験(募集企業の求める領域ならなお高い価値あり)

大学病院経験

内資系大手MR(武田薬品、第一三共、アステラス製薬)

学閥

自分がやってきた領域で新しい治療薬が出てくると転職市場での価値は高まりますし、大学病院を経験しているとそれ以外のMRよりも良い条件で転職できる可能性が高まります。

また、内資系大手御三家はやはり転職市場でも競争力がありますし、内資系だと特に学閥があって入社やその後の出世に有利に働くことがあります。

私は上記のうち、領域専任経験や大学病院経験の付加価値を活かして転職したので、MRとしての価値を年収アップというかたちで提示してもらえたのだということです。

しかし、これだけの年月を費やしてきたMRですが、その価値はこれからも上がっていくかというと、残念ながらそうはならなそうです。

ご存知のとおり、MRの総数は直近の6年連続で減り続けていますし、転職市場にはリストラされたMRが溢れており、完全に買い手市場になっています。

これが長期的には再び売り手市場に戻るのかというと、私の予想ではもう戻ることはないという結論になっています。

もともとデジタル化によってMRの数が少なくて済む方向に進んでいたところに、新型コロナによってそれは一気に進んだことが後押ししているのもあります。

また、新薬自体が出にくくなっていますし、開発費が高騰しているというのもあって、製薬企業が成長していくために今後何が必要かといえば、人件費の抑制はまっさきに来る話でしょう。

多少の戻しはあっても、MRの価値はこのまま下がるところまで下がり続けるというのが私の予想です。

そうなると、今まで15年以上やってきたことはなんだったんだということになります。

MRとしてやってきた経験やスキルが蓄積し続けて、それに価値を見出してくれる上司や企業が現れ続けるというのが理想ですが、その真逆になっていっているということですからね。

40歳も近くなって、これ以上スキルが蓄積しない仕事をやっているのはどうなのか?と最近思っています。

私はFIREを目指していますので、前からそういうことは思っていたのですが、ここに来てFIREまでの数年ですらこの仕事を続けることは人生の時間を無駄にしているのではないか?と思ったりしています。

なまじ給料が良いだけに、家族持ちだと余計に判断を鈍らせてしまいますね。

まとめ

そもそも、MRという職業はただの営業職といえばそれまでです。

この職業を辞めたとき、残るスキルといえば、多少の薬剤知識と営業スキルくらいです。

営業スキルというのは何をやるにもけっこう大事かもしれませんが、15年もやらなくても良かったのかもしれないと思っています。

1度きりの人生ですから、自分が満足できる人生を送るためにはかたちに残るスキルが貯まっていく活動を続けていく方が良いんだと思います。

そういう意味でも、40歳くらいというのは新しいことに挑戦する良いタイミングなのではないかと思う今日この頃です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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