転職歴4回の私がMRとして転職した3つの理由|思い立ったら準備しておきたいこと

外資系大手MRがジェネリック大手の面接を受けた時の話

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

今日は少し昔話というか、私が過去に体験した話をしたいと思います。

もう私も今年40歳になりますので、特に私よりも若いMRの方には何かの参考になれば良いなと思っています。

今回は、2012年に私が当時外資系大手製薬会社でMRをやっていて、ジェネリック大手MRの募集に応募したときの話です。

なぜ大手製薬MRがジェネリックMRを受けたのか

当時はまだプライマリー領域も元気で、オンコロジー領域はまさにこれからという状況でした。

ジェネリックは日本の政策によってシェアが伸びていたものの、先進各国と比べるとまだまだ低い状況でしたので、さらなる拡大が見込めました。

2012年当時はジェネリックメーカーというとまだまだ中小型の企業というイメージがありましたが、海外には新薬メーカー並みの売上を誇る巨大企業がいくつもありました。

なので、日本でも国策に後押しされて新薬メーカー以上の早さで成長する会社があってもおかしくないと思っていました。

そんなところに、ある外資系ジェネリック企業が日本でMRを積極的に募集していて少し興味が湧きました。

ジェネリックも外資系だと、日本国内で製造しているジェネリックメーカーよりも価格競争力がありますし、資本が大きい分、研究開発力も桁違いだったので、将来的にはバイオシミラーの競争でも優位に立てると思っていました。

当時、プライマリー領域はまだまだ医薬品の売上でトップを独占していましたが、それでもかなり頭打ちになっている感が出てきており、思ったように売り上げが伸びない製品が増えてきていました。

売れていた新薬の特許が切れると即座に売上が半分以下になるとか、病院の採用品目からカットされるということは、今でこそ当たり前になっていますが、当時はまだ衝撃的でした。

そんなことを目の当たりにしていたので、当時は外資系のメガファーマに在籍していましたが、時代の変革期というか、社内でもなんか嫌な流れを感じていたんですよね。

それで、時代の流れに沿っているジェネリックも一度面接を受けて話を聞いてみようとなりました。

新薬MRがジェネリックMRになる時の最大のネック

選考は2次までで、面接は全部で3回あったと思います。

1次では、営業で管理職の方と人事の方で1回ずつ面接をしました。

また、筆記もありましたので、その日はかなりの長丁場でしたね。

そして、2次の最終面接では役員の方との面接でした。

私はこのジェネリックメーカーの面接の10か月後くらいに外資系新薬メーカーに転職したのですが、前述したとおり、社内でパテントクリフが迫っていて嫌な予感もあったので転職活動を始めていました。

その中でも、このジェネリックメーカーはけっこう興味があったので、自分の中で受け入れられる条件であれば転職しようというモチベーションで最終面接を受けに行きました。

ただ、そこはやはりジェネリックメーカーですから、当時の外資系メガファーマの年収(800万円強くらい)から少し下がることは覚悟していました。

最終面接でも、役員の方から年収の話になり、「いくらだとウチに来れる?」と聞かれたため、かなり思い切って「700万円ならお世話になります!」と言いました。

率にして20%近いダウンでしたし、ここまで下げて転職する人はあまり多くないでしょうから、たぶんイケるだろうと思っていたのですが・・・。

役員の方は、その場で「おたくの年齢でその金額出している社員はウチにはいないから厳しい。」と言われてしまいました。

私は当時31歳でしたが、もう少し年齢が上だとグレードを1段上げることで到達可能だが、31歳でそのグレードにいる人もいないため難しいということも言われました。

ということで、ジェネリックメーカーに転職することはありませんでした。

後から知り合いの転職エージェントの方に教えてもらったのですが、一般的に企業は自社の給与水準よりも大幅に高い人を採用することはあまりないということでした。

面接で良い人だとわかり、入社にも意欲的だったとしても、年収が下がるというのは結局入社後にモチベーション低下につながることが多いためだそうです。

たしかに、入社して長く働いていくうちに、何かあると給与が下がったことが頭をよぎってモチベーションが下がってしまうかもしれませんね。

MRで大手にいる人はジェネリックに興味があったとしても、転職するのは容易ではないということがわかって頂けたでしょうか。

まとめ

最近ではいよいよバイオシミラーが国内でも上市されるようになってきています。

国家財政の懸念もあって、医療費抑制は今後も続いていくでしょう。

ジェネリック化は2020年末でとうとう78%まできていますが、推進政策が終わることはないと思います。

やっぱり、MR活動も縮小していくマーケットでやるより、拡大していくマーケットでやる方がやりがいがありますし、顧客に求められます。

ジェネリックメーカーの募集は今後も出てくるかもしれませんが、新薬メーカーMRが興味を持ったとしても、入社するのは難易度が高いかもしれません。

MR転職難の中、選択肢が限られるというのもつらいですが、そういう事情もありますので、転職を目指すMRの方はやはり長期スパンで計画する方が良い結果が得られる可能性が高くなります。

まあ、2012年の体験談ですので、今は事情が変わっているかもしれません。

詳しくは、転職エージェントのコンサルタントの方に聞いてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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