こんにちは。
現役MRのリョウタです。
今現在、MRとして働いている人の中でもモチベーションは人それぞれだと思います。
出世したいからめちゃくちゃ頑張っている方、可もなく不可もなくでそれなりにやっている方、つまらなくて仕方がないけどお金のためにイヤイヤ続けている方、いると思います。
私は何度もブログの中で言っているとおり、MRが、もっと言えばサラリーマンがどうにも性格に合わなくてイヤイヤ続けています。
性格に合わないのに加えて、あることがきっかけでMRを続ける前提で人生設計をしてはいけないと思うようになり、早期リタイアを目指すようになりました。
今回はそのとき考えたことについて共有したいと思います。
MRを長く続けるのが嫌になったきっかけ
私は、もともとサラリーマン向きの性格ではありませんので、MRの仕事にストレスを感じます。
大勢の人が関わる組織の中で仕事をするということは、当然自分の考えたとおりにはならないことが多いですし、自分がやらなくてもいいと思うことについてもやらなくてはならないことがあります。
給料をもらっている限り、そこはなんとか受け入れてやっていますが、社会人になった直後から、なんとなく長く続けるのは嫌だなあと思っていました。
しかし、あることがきっかけで、「1日も早くMRを早期リタイアしなければ」という考え方になりました。
そのきっかけとは何かというと、
「合併」です。
所属していた会社が買収されました。
それまでは向いていないなりに必死に頑張っていたのですが、会社が買収されるという経験をしてからは、あまり一生懸命になるのをやめました。
会社が買収されると、買収された側の社員は本当に理不尽な扱いを受けます。
出世したくてもできる可能性がぐっと低くなりますし、評価だったり、担当施設だったり、その他の機会についても、買収された側のMRだというだけで冷遇されることが非常に多いんです。
買収した会社は「差別はしていない」と言えるように、買収された側の管理職も数名は残したままにしたりしますが、ほとんどの管理職は合併後数年以内に消されてしまいます。
社内でとても優秀だった管理職の人も、買収された側の人間だという理由だけで降格させられていくのを目の当たりにして、「もしこの先、必死に頑張ってこんな理不尽なことが起こり得るのなら、自分が頑張るのはここではない」という印象が強烈に残りました。
会社員なので普通に仕事をしていても理不尽なことはいっぱいありますが、さすがにあのときは、「これほど理不尽な目にあう可能性があるなら早くこのフィールドから他に移らないと」と思いました。
それ以来、手を抜かずにMRの仕事をしたことはありません(笑)。
それなりに続けるのも一つの手
それからはなるべく仕事の時間を必要最低限にして、早期リタイアを目指していろいろとやってきています。
当然ながらすぐに叶うはずもありませんので、なんとかして残ったモチベーションでMRも続けてきました。
会社が買収される前と比べると半分以下のモチベーションですが、そうなってから気づいたのは「それなりに続けるのも一つの手」だということでした。
精神的に負荷があまりかからないところまでMRの仕事への意識を下げると、逆にMRという仕事のいいところも見えてきてよかったです。
なんやかんや言っても製薬会社ってホワイト企業が多いですから。
老害のオジサンMRのように、低いモチベーションで仕事を続けながら、あとのモチベーションは早期リタイアするための準備に傾けてきました。
かなり長い時間がかかっていますが、しかし早期リタイアが実現するまではもう少しです。
これだけ長い間低いモチベーションでMRを続けていると、どこらへんまでモチベーションを下げても良いのかとか、この時期はこれ以上下げたらマズいというところまでわかってきますね(笑)。
早期リタイアが実現したら、これまでの分も含めて高いモチベーションで何かに取り組めるようにしたいと思います。
まとめ
もしも、MRの仕事がつまらなくてすぐにでも辞めようと思っている方がいたら、モチベーションを下げられるところまで下げて、もう少し続けてみてはいかがかと思いました。
会社員としてはMRほど良い職業はなかなかありませんが、この仕事しかしたことがないと実感できないですからね。
辞めてしまうと、元には戻ってこれない可能性がありますから、辞める前にそのことを実感する必要があります。
いちどヤル気0になってみれば、「MRになれて良かった〜」と感謝の気持ちが湧くかもしれません。
そのうえで、私のように理不尽な世界が嫌で長く続けていきたくないと思うのであれば、条件が悪くなるのを覚悟で他の仕事に転職するか、FIRE(早期リタイア)を目指して行動する必要があります。
それは両方ともMRを続けるよりもいばらの道かもしれませんが、自分で決めて行動したらきっと納得することができます。
今年も早期リタイアに向けてがんばります。
なんか、完全に仕事やる気ない人のボヤキになってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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