MRの将来性

国内の医薬品市場崩落寸前!?2020年の医薬品市場から予想する

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

国内の医薬品市場は世界でも有数の規模にもかかわらず近年かなり伸びてきましたから、外資系の会社もどんどん日本に参入してきましたけど、そろそろどうなんでしょうね?

年間の推移で見るとどう見ても頭打ってますよね。

これから、毎年の薬価改定や人口減少で魅力の薄い市場になっていく感じはしますけど、それにしては外資系企業の参入はけっこうありますし、そういった企業には日本の医薬品市場に明るい未来が見えているんでしょうか。

2020年の国内医薬品市場はは2年ぶりの2.4%減少

2020年の国内医薬品市場が前年比で2.4%減少したことをIQVIAが発表しました。

新型コロナによる受診抑制や薬価改定の影響があったことが考えられますね。

引用:Answers News

2015年から日本の医薬品市場は完全に頭打ちになっているように見えますね。

人口も減少していきますし、政府も医療費の抑制にはかなり力を入れてきています。

このまま市場は減少し続けていくのであれば、MRが先行して減少していいるのもうなずけますね。

ただ、6年連続で10兆円以上をキープしており、新型コロナによる受診抑制の影響が緩和されれば市場が再び増加に転じる可能性も十分にあります。

事実、市場が頭打ちになっている大きな要因としては、プライマリー製品の代表的な製品が特許切れしていることがあると思います。

新薬や特許期間中の製品だけに限ると、これからの5年間の平均で9.9%〜10.9%のプラス成長になると予想されています。

市場全体としては、毎年薬価改定になることを考慮しても、今後5年間は平均で−0.9%〜+1.0%になる見込みですから、MRの数のように毎年どんどん減少していく可能性は低いんじゃないでしょうか。

もうしばらくはMRを続けていてもそこまで問題はなさそうですね。

しかし、先程も触れたとおり、新薬や特許製品に関しては毎年10%前後の成長が期待できる代わりに特許切れの製品はこれまで以上に酷いことになるということを表しているんじゃないかと思います。

なので、たいした新薬が出なくて屋台骨の製品の特許が切れるメーカーにいると、これまで以上に大変な目に遭う可能性は考慮しておかなければいけないんじゃないでしょうか。

この新型コロナ感染拡大をターニングポイントと捉えている会社は多いはずですから、これからの数年で思い切った決断をする会社は増えると思います。

リストラや福利厚生の削減、ボーナスの減額、昇給の減少、昇格枠の減少なんかならまだよしとして、家賃手当や残業手当の改悪、そして基本給のカットなどに自分のいる会社が踏み込んできた場合にどうするかというのは、今のうちから考えておいた方が良いのではないでしょうか。

一昔前ならMRで転職するという選択肢が簡単に使えましたが、今はすぐに転職できるほど募集もありませんので、自分が取れる選択肢は何なのかというのを考えておく必要があると思います。

まとめ

市場が横ばいになっている中で売上がガンガン伸びている会社、普通にガンガンボーナスが出ている会社というのは減っているはずですので、もしもそういう会社にいる方は貴重なんだと認識したほうが良いですね。

安易に転職すると、後悔する可能性大なのでよく考えてみて頂きたいと思います。

逆に、自社製品が長期収載品だらけとか、まともな新薬が数年は出ない会社は、良さそうな会社がMRを募集していたらワンチャン受けてみる方が良いかもしれません。

厳しい時代ですが、常に選択肢を考えながら、その時の最善の道を選択していくしかありませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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