こんにちは。
現役MRのリョウタです。
新型コロナウイルスもこの3月が正念場になるんでしょうかね。
小売業や旅行業などは本当に大変な状況ですね。
実体経済への影響が心配になります。
これだけ日本だけでなく、各国が新たな感染症の抑え込みに
全力を注いでいるからには、なんとか早期に収まってくれることを
願うばかりです。
一方で、ケガの功名?とも言うべきでしょうか。
これをきっかけに、テレワークやWebでのリモートワークの普及スピードが
加速する可能性があり、製薬業界でもそれはあるのかなと思っています。
今回は、これについて書いていきたいと思います。
先日のWeb会議
先日から私の会社でも新型コロナウイルスの影響で
ほぼ完全外勤自粛というふうになりました。
その翌日にリージョン会議が予定されていて、本来なら
定期のリージョン会議を会議室でやるのですが、
今回は普段あまり使っていなかったWeb会議アプリを使って
メンバーと自宅で終日の会議を行ったんです。
Webでの会議はまったく初めてということはなかったんですが、
本社で働く部署の人と違って慣れていないため、
私がファシリテーターをするパートについても、対面の会議と
違ってちゃんと意図が伝わるのかと少し不安になりながら
発表資料を作りました。
しかし、いざ実際にやってみると、意外に快適だったことに
驚きましたね。
日本人だと、対面の方が
「進行をムダに止めてしまわないか」
とか
「こんな質問したらヒンシュクだろうか」
とかと考えて意見や質問をしないことが多いですが、
Webだと対面でないぶん、発言をしやすい雰囲気がありました。
だから、これは今まで対面の会議にこだわってきた日本人に
とても合っているかもしれないなと思いました。
MRの仕事はこんなふうに変わる?
こういうものは、実際に自分たちで体験してみないと
便利さや快適さがなかなかわからないものですが、
今回の新型コロナによって、みんな使わざるを得なくなってます。
今までこういうIT技術に触れなかった人たちが
今回、半強制的に使うことで
「意外に悪くない」
ということがわかると、会社単位で一気に普及が進みます。
そうなると、MRの仕事も急激に変わっていくのではないでしょうか。
会議だけでなく、MRの仕事の色々なところに使われていくと思いますよ。
たとえばこの先ほんの1~2年で、
①会議は年1~2回の大規模な会議以外、営業所や支店単位の会議は
基本Web会議でやる
②講演会や説明会もほとんどWebでやるようになり、オフラインでやるのは発売記念講演会などの全国規模の講演会くらいになる
③今までのような部署や社員の数がいらなくなり、人員削減や部署・支店・営業所の統廃合が進んでいく
という順番で変わっていくかもしれませんね!
時代の変化についていこう
こういう感じで、社会的に大きな事が起こったあとには
人の行動も変化していきます。
少し前だと、東日本大震災のあとに各電力会社の計画停電が相次ぎ、
太陽光発電が一気に普及しましたね。
それと同じように、今回の新型コロナウイルスの流行で
一気にオンラインの活用が進んでいくのではないかと思います。
そうなってくると、まずそれらを使いこなせない人は
真っ先に必要なくなってしまいます。
ベテランMRで、ITに疎くなってきている人は要注意ですよ!
まとめ
IT技術はこれからもまだまだ発展していきます。
医薬品業界の進歩も早いですが、IT技術の進歩はどの業界よりも早いです。
医薬品業界全体としてもMRとしても、今後さらに
IT技術発展の恩恵を受けるようになることは間違いないですが、
MRの仕事はITを使いこなすことではなく、
自社製品に関する情報を顧客から収集し、また顧客に正しく伝えることです。
なので、まともに使いこなせない人は置いていかれてしまいます。
そういうことを、今回がっつりWeb会議を体験したことで
あらためて痛感しました。
IT技術についていけるようになるためには、なんでもいいので
パソコンに関するスキルで1つか2つ
勉強してみたり、しょっちゅう触ってみたりして
周りの人よりも詳しくなってみましょう。
ExcelやPowerPointでもいいですし、HTML&CSSを勉強して
Webサイト作れるようになるとかでもいいと思います。
今は、ググってもYouTubeなどで検索してもほとんどの情報が
ありますので、無料で勉強できる良い時代です。
まずやってみて、よくわからないとかモチベーションが続かないとか
なら、スクールに通ったりオンライン講座を受講すれば良いと思います。
40歳以上かつプライマリーMRは廃棄物だと思われているという話でもお伝えしたとおり、
MRはまだまだ減っていくと思います。
年齢が高いとそのリスクも高いですが、そういった一芸があると強みになりますよ。
必要とされるMRになるべく一緒に頑張っていきましょう!
コメント