MRの転職理由

MRの転職でベンチャー系に人気が集中するのはなぜなのか

MRの転職理由

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

日本に法人がなかった欧米のベンチャー系企業が参入してくることは、年に1回歩かないか程度ですが、参入してきた場合にはMRを最低でも数十名単位で募集するので、転職希望のMRにとってはアツいイベントになりますね。

5年くらい前まではベンチャーってよくわからないからという理由であまり人気がありませんでしたが、ここ最近は募集があると一瞬で埋まるほどの人気です。

よくわからない希少疾病の薬剤を1~2剤とかしか持っていない、知名度も低いベンチャーのMR募集がなぜ人気になるのかについて検討してみました。

ベンチャー系のMRが人気のワケ

ベンチャー系のMRの募集があれほど人気化するのはなぜか気になっている人がいるかもしれないので、4社目にしてベンチャー系にいる私なりの理由を挙げてみたいと思います。

スタートアップメンバーになると出世しやすい

まず人が集まる最も大きな理由はこれなんじゃないかと思います。

社員数が何千人もいるような大企業に勤めていると、社内の人脈作りだって、抑えなければならない人が多すぎてですし、本社に入りたくても入れなかったり、支店長や部長などはポストが少なすぎてムリゲーです。

イチから日本法人が立ち上がるベンチャーなら、スタートラインがみんな一緒ですし、人数も少ないですから、上手く目立つことができてキーパーソンを抑えることができたらトントン拍子で出世していけるかもしれないという野心のある人がたくさん集まります。

ベンチャーだと社内の昇格基準なんかも明確なものがなかったりして、結局お気に入りとかになってしまうので、社内営業が上手な人はすぐに昇進するケースは多いんじゃないかと思います。

私がいる会社でもそういう人は多くいますし、実際にMRで入社して数年で本社のマーケに入ったり、部長のポジションまで出世している人も何人かいます。

大手で出世を目指したものの、何らかの理由でその道が厳しくなった人にとっても、逆転の大きなチャンスになり得ます。

ウチの会社にもそういう人いっぱいいますよ。

給料が高い

知名度の高い大手企業だと、給与水準は確立されていますし、業界内の横のつながりなんかで適正な水準をみています。

それに、ブランド力によってそこまで高い給与を提示しなくても入社を希望してくれる人がたくさんいます。

それに対してベンチャー系は日本での知名度が低いことが多いですから、業界平均くらいでは大手を辞めてまで転職してきてくれる人が少ないかもしれません。

立ち上げだったりすると、ゼロから予定の人数を全て中途採用で集めますから、予定よりも少なかったでは済まされないということもあります。

だから、特に立ち上げ初期の募集では高い年収を提示してくれる会社というのは多くなるんじゃないかと思います。

だから、立ち上げの場合は知名度が低ければ低いほど初期メンバーの給料が高い傾向にあります。

RSU目当て

RSU(譲渡制限付き株式報酬)は内資系企業や外資系でも大手企業にはほとんどない制度です。

RSUが何かについては下記の記事で紹介していますのでよろしければぜひ読んでみてください。

要するに、給料の一部を自社株式で受け取る制度でアメリカのITベンチャーで多く導入されている制度なのですが、製薬でもベンチャー系ではこの制度が導入されているところがあります。

RSUドリームで有名な会社と言えばセルジーンやバイオジェンなのですが、これらの会社が日本に入ってきた当初からMRやってた人は相当な金額のRSUを付与されています。

株価も何倍にもなっていますので、付与されてから売却していなければ億単位の資産を構築できた人はかなりいるはずです。

日本法人を立ち上げようという会社は多くが、日本では無名でも海外では知名度もあって製品がすでに売れている会社が多く、そういう会社だと株価がどんどん上がる会社も多いです。

通常の現金の給料ではいかにMRでも億単位を稼ぐのは難しいですが、RSUで成長著しい自社の株式を毎年受け取れれば億を稼げるということをバイオジェンやセルジーンが示してくれたことが、ベンチャー系のMRの募集が人気化した理由の一つだと思います。

転職市場に外資系MRの方が多いのはなぜか

勝手な予想ですが、内資系大手の製薬メーカーMRの方だと、なぜよくわからない外資系ベンチャーがあれほど人気になるのかわからないという方もいるんじゃないでしょうか。

内資系大手はどちらかというと外資系よりも学歴重視ですから、MRでも入る難易度が高いですからね。

せっかく苦労して入った日本人なら誰でも知っている有名&優良企業を辞めて、聞いたこともない小規模の外資系企業に転職するイメージが湧かないというのもわかる気がします。

これから先は怪しいですが、内資系の会社に入ると出世して支店長や部長になろうが、本社に入ろうが、MRのままだろうが基本は定年まで勤め上げることができますから。

しかし、外資系のMRだと定年退職で辞められる人ばかりではありませんし、所長でも支店長でも油断すれば退職に追い込まれます。

また、中途でバンバン新しい人が入ってきますし、なぜか辞めていく人もしょっちゅういますので雇用の安定感に関しては明らかに違います。

そういう環境でMRやっていると、定年までMRやって満額の退職金もらって円満退職するというのはかなりハードルが高いことだという認識が当たり前になります。

外資系MRの人の方が転職市場に圧倒的に多いのは、そういうことが背景としてあるからなんじゃないかと思っています。

まとめ

一撃必殺や逆転ホームランの夢が詰まっているのが外資系ベンチャーです。

前職MR時代には鳴かず飛ばずだったが、ベンチャーに転職してきてすぐに管理職になったりする人がたくさんいます。

また、実際に株式で給料を定期的に受け取ると、長期で持つとやっぱり現金よりも株式の方が大きな資産になることがわかります。

RSU制度があるアメリカ系のベンチャーが上場しているナスダックのチャートを見るとそれも納得ですね。

年収についても、管理職でなくても1,500万円や2,000万円近い人は大勢いますし、所長だと2,000万円をはるかに超えている人もいます。

定年までの安定(それも今後はわかりませんが)を犠牲にするだけのチャンスがあるからこそ、MRの募集が出ると待ってましたとばかりに飛びつく人が増えているのです。

日本のMR総数は今後も減少していく可能性は高いですが、アンメットメディカルニーズに応えられる新薬を開発したベンチャーの日本参入は今後も続いていくと思いますので、興味がある方はすぐに動けるようにして待ち構えておくべきです。

ベンチャーが日本に法人を立ち上げるとき、どの転職エージェントが募集を持っているのかですが、やっぱりJAC、ランスタッド、リクルートが多い印象があります。

JAC、ランスタッドはグローバル展開していますので、海外でも企業と契約関係があったりしますし、日本でダントツ大手というとリクルートですから、その辺に案件が集まるんじゃないでしょうか。

このへんのコンサルタントとコンタクトしておけば、ベンチャーの募集情報が早く掴めると思いますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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