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新型コロナでワクチン株バブルが起こる!?注目の企業とは

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

世界から新型コロナウイルスに対する恐怖感が消えるには、効果の高い治療薬とワクチンが必要と言われています。

治療薬については現在、特例承認を取得したギリアド・サイエンシズのレムデシビル(ベクルリー)のみですが、帝人のシクレソニド(オルベスコ)や富士フィルムのファビピラビル(アビガン)、日医工のナファモスタット(フサン)など抗ウイルス効果のある薬剤の開発が続いていますし、海外では抗ウイルス薬の他にも抗体医薬やsiRNA医薬が複数開発されています。

そして、ワクチンについては、アストラゼネカとオックスフォード大学が共同で行っている他、モデルナと米国立衛生研究所、ファイザーとバイオンテック、ノヴァヴァックス、イノビオなど多くの候補があり、臨床試験が進んでいます。

実は今、これらの治療薬やワクチンを開発している上場企業が投資家から注目を集めており、株価が活気づいています。

株式投資に興味がある方はすでに新型コロナ関連の銘柄についてフォローしていると思いますが、今まで興味がなかった方やこれから株式投資をはじめてみたい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

ワクチン株が3か月で7倍!?

新型コロナウイルスに感染しても多くの人は無症状か軽症です。

しかし、2割くらいの人が重症化し、死亡率は4%前後と他のよくあるウイルス感染症と比べても毒性が強いことがこのウイルスに対して恐怖を感じる一番の理由です。

また新たなウイルスということで、一度陰性になっても再び陽性になったり、脳や心臓に悪影響を及ぼすかもしれないという報道が出てきたりと、全てのことがわかっていないということもあります。

人の健康に対する恐怖感だけでなく、経済に対して悪影響が及んでいるということもあります。

そのような恐怖感が蔓延すればするほど、人々の治療薬やワクチンへの期待は高まります。

そして、それらの期待が高まれば高まるほど、開発元の製薬企業の株が短期で買われて株価が上昇するということが起こり得ますが、それが今まさに起こっています。

新型コロナのワクチンを開発していることで世界中の投資家から一躍注目を集めているのは、以下の企業です。

バイオンテック(独)

モデルナ(米)

ノヴァヴァックス(米)

エマージェント(米)

ヴァックスアート(米)

これらはほとんどが新型コロナ以前はベンチャーとして新しい治療薬やワクチンを開発していた企業ですが、新型コロナウイルスのゲノム情報が公開されるとすぐにワクチンの研究を開始しました。

それで他の企業よりも早く臨床試験に入ることができているわけですが、もともと売上が小さいかほとんどない企業ですので、ワクチンの開発に成功したあかつきには、ものすごい売上が上がる可能性が高いという期待から株が買われています。

では、それぞれの企業の株価推移を見てみましょう。

この3か月程度ですでに4倍になっている企業もあり、業績が悪化している業界が多い中で非常に盛り上がっています。

ワクチンの開発成功率は治療薬と比べても低いくらいで、今回のワクチンの成功にも懐疑的な見方がある中でこの上昇具合ですので、もしも本当にFDAから承認を取るようなことになったら株価はそれこそ大変なことになるんじゃないでしょうか。

非常に夢のある投資対象ばかりです。

バイオンテック(ティッカーシンボル:BNTX)

ドイツのバイオ企業で、ファイザーと共同でmRNAを使ったワクチン、BNT162b1を開発しています。

もともとはガン、感染症や希少疾患などの治療薬を開発している企業です。

7月から第三相臨床試験が開始され、早ければ8月の初旬くらいに結果が判明する見通しです。

モデルナ(ティッカーシンボル:MRNA)

モデルナは今回開発中の新型コロナワクチンにも使われているmRNAの技術を使ってガンや感染症に対するワクチンを開発しているアメリカの企業です。

米国立衛生研究所(NIH)が開発を担当しています。

当初は最も早く開発が進んでいたのですが、第三相臨床試験の開始が遅れてしまい、臨床試験の進捗においてはバイオンテックに抜かれています。

しかし、mRNAワクチンは効果においては高くなることが期待できますし、安全性も高いと評価されていますので、こちらもFDAから承認されると非常に有望なワクチンになると言われています。

ノヴァヴァックス(ティッカーシンボル:NVAX)

独自の技術を使って季節性インフルエンザやSARS、MERSなどのワクチンを開発している会社です。

NVXCoV-2373というワクチンが現在フェーズ1で進行中です。

他の企業より少し遅れて7月にオペレーション・ワープ・スピード(OWS)に採用され、そこからさらに株価が急騰しています。

4月16日の株価は約17ドルでしたが、そこから3か月後の7月16日には120ドルを超え、株価はたった3ヶ月で約7倍になっています。

エマージェント(ティッカーシンボル:EBS)

エマージェントは直接ワクチンを開発しているわけではなく、高いワクチン製造技術を持った企業です。

もともとは炭疽菌ワクチンの製造工場をアメリカ政府から買い取ったところからビジネスをスタートさせており、政府に強いパイプのある企業です。

今回の新型コロナワクチンにおいても、アストラゼネカやノヴァヴァックス、ヴァックスアートなどが開発したワクチンを製造することが決まっています。

政府の計画に組み入れられており、すでに資金の提供を受けていて、この企業にとっては非常に大きな一時金が計上されたため株価も急騰しています。

ヴァックスアート(ティッカーシンボル:VXRT)

こちらの会社はまだ小さなベンチャー企業ですが、インフルエンザやノロウイルスに対する経口ワクチンを開発している非常にオリジナリティの高い会社です。

新型コロナワクチンについても経口ワクチンの技術を使って開発しているため、まだ前臨床段階ですがOWSに採用されるという快挙を達成しています。

注射が嫌いな人は多いのでもしも臨床試験が成功したらものすごいインパクトでしょうね。

こちらの会社も6月15日には2.5ドル程度だった株価が、1か月後の7月15日にはおよそ17ドルになっており、7倍近く上昇しています。

ただまだ臨床試験にも進んでいないということと、他の注射でのワクチンに比べて成功率が低いということで株に投資するにはリスクが高い銘柄でもあります。

まとめ

投資はあくまで自己責任でお願い致しますが、これらのワクチンを開発している企業はある意味人類の希望を一身に背負っていると言っても過言ではありませんので、株価は期待に沿って買われやすくなっています。

ただ、MRの方なら皆ご存知のとおり、臨床試験の中止というのはいつでもどんな薬剤でも起こり得ることですし、承認までの確率も低いのがこの業界の常ですので、もしもその報道が出た時の下落も半端ないことになるのでご注意いただきたいですね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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