MRの年収

アメリカのMRの平均年収について調べてみた

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

「アメリカのMRってどのくらい給料もらっているんだろう?」って思ったことはありませんか?

日本にいるとなかなか海外のMRについての情報ってありませんよね。

日本よりもアメリカの方が世界中から製薬企業が集まっていますし、アメリカ生まれのバイオベンチャーも数多くあります。

なので、給料の高い会社から安い会社までピンキリなんじゃないでしょうかね?

日本のように終身雇用的な考え方も全くありませんし。

日本と比べてどのくらい違うのか、気になります。

外資系の会社にいるMRは特に気になるのではないでしょうか。

なので調べてみることにしました。

アメリカのMRってこんなにもらってたの!?

アメリカの医療業界専門の求人サイトであるMedReps.comが2019年のアメリカのMRの給与について調査していました。

https://www.medreps.com/

このサイトは医療業界の採用担当者だった人によって約20年前に開設されており、長年医療業界の採用に携わっています。

2011年からMRの給与について調査しており、信頼できるデータを発信しています。

この調査によると、2019年はアメリカのMRの平均年収は前年と比較して10,000ドル増加し、過去最高額になったたとのことです。

調査したMRのうち、3人に2人が前年よりも年収が増加したと答えています。

アメリカMRの平均年収

調査したMRの総合的な平均年収はなんと$143,303(1ドル107円で計算すると約1,530万円)だっとのことです。

引用:MedReps.com

日本のMRの総合的な平均年収は680万円程度と言われていますので、大きく違いますね。

日本では年功序列色がまだ残っていますので、40代以上に限ると平均年収は1,000前後なのですが、20代の年収が低く抑えられている傾向がありますね。

日本の20代MRの平均年収は550万円なのに対し、この調査での20~30歳の平均年収は$109,225(1ドル107円で計算すると約1,170万円)であることからもわかります。

逆に、アメリカでは40代のMRの平均年収は$153,500(1ドル107円で計算すると約1,642万円)でトータルの平均と比べても大きくは変わりません。

ここは人によって意見が分かれるところかもしれませんが、私は年功序列とか終身雇用よりも、クビのリスクがあっても20代の若いうちから1,000万円以上の年収を得られる方が人生プランを立てやすくて良いなと思います。

仮に23歳から42歳くらいまで20年間MRを続けることができると、日本のサラリーマンの生涯年収以上の収入を得ることができますので、アーリーリタイアメントもしやすくなります。

最も年収が高いのは病院担当MR

担当のセグメント別に平均年収をみてみると、開業医担当よりも中小病院担当の方が年収が高く、中小病院担当よりも基幹病院担当の方が年収が高い傾向がありました。

これについては概ね日本でも同様の傾向がありますね。

また、女性MRよりも男性MRの方が少しだけ平均年収が高いという結果が出ています。

アメリカでも男性MRの方が出世に有利ということが問題視されていますが、それでも性差による平均年収の差は男性MRが$145,743、女性MRが$141,885と、$4,000ほどの差ということで、日本ほどの差はありませんでした。

そして、一番驚いたのが経験年数による平均年収の差です。

この調査によると、2年未満のMRが$101,923、2-5年で$107,733、6-10年で$139,357、11-20年で$151,547、20年以上になると$168,253となっています。

何が驚いたかというと、アメリカでは2年未満のMRでも軽く1,000万円以上もらえるということです。

日本だと、1年目や2年目なら400万円台ですよね。

アメリカでは日本のような新卒一括採用はありませんので、大学などである程度専門的な知識を習得した学生しか採用されません。

アメリカと日本では雇用システムがずいぶん違うということにあらためて驚きました。

アメリカでMRを目指す!?

アメリカは公的医療保険ではなく民間医療保険ですので、そもそも業界の構造が違います。

アメリカでは人口は増加していますし、医療費も民間が負担していますので企業は正当にビジネスをすることができます。

日本のように法規制でがんじがらめではありませんので、革新的な新薬や新しいビジネスが次々と出てきます。

だから、MRなどの従業員への報酬も高くなるんですね。

それに対して、日本は少子高齢化で人口が減少していますし、現役世代が減っていて国民皆保険を維持するために医療費抑制が進んでいます。

そうなると、これまでよりも製薬会社の利益が上がりにくくなりますし、それはMRの給与にも影響してくるのは間違いないです。

今は増えすぎたMR数が減っていく局面にありますが、家賃補助や手当が減らされていたりして福利厚生も少しずつカットされている会社も多くなっています。

この傾向はまだまだ続いていきそうですので、日本はMRを長くやりたいと思っている方にとっては厳しい環境になります。

なので、若い学生の方で大学を卒業したらMRをやりたいと思っている方がいたら、これからは日本以外でMRを目指すというのも良いのかもしれません。

アメリカなどの英語圏の大学に進学して薬学を専攻すれば、努力次第では可能なのではないでしょうか。

アメリカでMRになればいきなりほぼ年収1,000万円になりますし、転職も日本よりチャンスがたくさんあります。

生粋の日本人がアメリカでMRになって活躍している話を直接聞いたことはありませんが、若ければチャレンジし甲斐のあるキャリアではないでしょうか。

若い方は是非とも挑戦してみて欲しいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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