いざ転職を決意しても、MRの転職を扱う転職サイトってけっこうたくさんあってどこがいいのか迷ってしまいますよね。
転職エージェントも得意・不得意があって、製薬業界の求人に注力しているエージェントとそうでないエージェントがあります。
さらに製薬業界の求人に強いエージェントの中でも、外資系に強いとか内資系に強いとか、特定の会社にはほぼ1社独占とか様々な要素があります。
できれば自分が希望する転職を叶えてくれるエージェントにお世話になりたいものの、それはどこか。
4度転職した私の経験を踏まえてご紹介することで、皆さまのご参考になれば幸いです。
やっぱり案件が多い大手から登録するのが良い
総合的には、募集案件が集まる大手の転職サイトが情報量も豊富です。
そのため転職活動を始めたら、まずは大手の転職サイトに登録するのが良いでしょう。
ただ、初めての転職の場合、1社のみに登録したのでは不十分です。
冒頭でお伝えした通り、大手といえども得意・不得意があるため、自分の希望する案件の情報を必ず網羅しているとは限りません。
また、その時の担当エージェントとの相性もあります。
登録は無料ですので、複数の転職サイトに登録してみましょう。
そして、少し手間がかかりますが複数のエージェントに今の状況と希望する転職を相談し、親身になって良い案件を提案してくれるエージェントに絞り込むようにします。
一言で転職と言っても、エージェントの方と情報共有しなければならないことはたくさんあります。
外資系か内資系か?どんな領域の製品を担当したいか?年収はどのくらいアップさせたいか?勤務希望地は?などなど、優先順位も含めて希望するポイントをエージェントの方に把握いただくことで、可能な限り条件に合致した募集案件を提案してもらえます。
その後は履歴書や職務経歴書を作成し、募集企業に合った面接対策まで受けることができます。
この一連の作業をエージェントの方にどれだけ親身になってやってもらえるかが、転職成功には非常に重要になってきます。
では、私が転職の際に実際に相談した転職サイトをご紹介します。
これらはどこも大手の転職エージェントで、なおかつ担当の方がとても親身に相談に乗ってくださり、難しい希望にも前向きに対応してくれるので自信を持っておススメすることができます。
DODAは案件が多彩!
DODAは業界ではリクルートに次いで第2位の人材紹介会社です。
私がお世話になった転職サイトの中で最も印象に残っているのがこの会社です。
製薬業界の転職に注力しており、募集案件も集まりますので豊富な情報量があります。
また、過去にMRで転職成功した人のデーターベースも豊富なため、面接対策などのノウハウがしっかりしています。
何よりもおススメできる理由は、エージェントの方が希望の転職を叶えるため非常に熱心に協力してくれるからです。
こちらのエージェントの方には2度の転職でお世話になりましたが、本当に熱心に指導して頂けます。
職務経歴書でのアピールポイントから、内定取得者の事例を元にした面接対策、内定後の条件交渉までしっかりとサポートして頂きました。
まさに、かゆいところに手が届く転職サポートでした。
転職を決意したものの、どういう会社が自分に合っているかわからない人や、ややハードルが高い会社へ転職を挑戦したい人はDODAイチ押しです!
転職ならDODAエージェントサービス
JACは外資に強い!
JAC Recruitmentも業界での地位を伸ばしている人材紹介会社です。
イギリスで設立された会社ですが、日本法人が設立されたのは1988年とこの業界では老舗の部類です。
2015年にはジャスダックから東証1部に上場し、業界ではリクルート、DODAに次いで第3位と勢いのある会社です。
MRなどメディカル業界にも非常に注力しており情報量も豊富なのですが、何よりJACの強みは「外資系企業の転職に強いこと」です。
サイトを見ても、外資系企業の転職に力を入れていることがよくわかります。
私も1度お世話になりましたが、製薬会社でも外資系企業とはパイプが太い会社も多いため、内定取得後の条件交渉などでも希望をしっかりと伝えて頂くことができました。
欧米の外資系企業への転職を目指している人にはとてもおススメの転職サイトです。
外資系企業への転職はJAC Recruitment
リクルートは情報が早い!
言わずと知れた人材紹介業界のマンモス企業、リクルートは業界最大手の会社です。
最大手であり、1960年創業の業界老舗でもあるため、募集案件の量は業界でも間違いなく随一です。
内資系、外資系とも案件が集まりますので、まずは登録して情報収集してみるべき転職サイトです。
私は旅行代理店から外資系製薬会社に転職した際、リクルートさんにお世話になりました。
担当の方はマメに連絡を取ってくれましたので、初めての転職でしたがとても心強かったです。
製薬会社でも、広く募集情報を出すところではリクルートを外す会社はないと思います。
また募集情報を掴むのがどこよりも早いです。
会社が採用の募集を出す際、リクルートに優先的に出すケースも多いのだそうです。
転職後、同期入社でリクルートで転職した人と話をしたのですが、私よりも1ヶ月以上早く募集情報を入手されていました。
既に転職を希望する会社が決まっていて、募集情報が出たらすぐに知りたい人はリクルートが良いですね。
また、初めて転職する人、未経験からMRへ転職を目指す人もリクルートは外せないのではないでしょうか。
転職先によって選ぶ
内資系、外資系でも大手の場合はやっぱり上記の業界トップ3に情報が集まりますし、情報入手も早いのでこちらの3社を押さえておけば間違いないのではないでしょうか。
ただ、最近の外資系ベンチャーなどでは、小さな転職エージェントの独占案件だったり、基本的に人材紹介会社に募集依頼せず口コミだったりしますので、大手以外の募集では独自に情報収集しなければいけない会社もあります。
本気でキャリアアップの転職をしたいのなら、待ちの転職活動ではなく自分から情報を取るために動く意識を持った方が成功しやすいですよ。
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