MRの仕事

MRが医師に直接電話するときの最低限のマナー

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

新型コロナの影響で在宅勤務になり、直接医師と面談することが難しくなったMRの方も多いと思います。

会社からは「電話やメールで医師とコンタクトを取って処方をお願いしろ!」と言われているMRもいるのではないでしょうか。

しかし新型コロナの影響がなくなったとしても、今後は医師がMRとの面談の必要性を感じなくなったり施設への訪問規制が更に強くなったりして、以前よりもMRのリモート活動の割合が多くなることは目に見えています。

だからこの期間を使ってリモートでもMRとしての仕事ができるようにしていく必要があります。

そうは言っても直接訪問についてはルールやタイミングなどを把握していましたが、いざリモートになると医師のタイミングなどがよくわからないこともあると思います。

そんなとき、リモート営業活動の最低限のマナーを心得ていないと、メールや電話をすればするほど医師など顧客からの印象が悪くなるということになりかねません。

今回はそんなことにならないようにするための最低限のマナーについて再度確認しておこうと思います。

電話は相手の時間を不意に奪う行為

MRのリモート営業活動で最も注意しなければならないのはズバリ「電話」です。

電話は悪言い方をすれば、受ける側の意思とは無関係に時間を搾取する行為だからです。

メールだと自分が空いた時間に確認することができますし、ネットで情報を検索するときも同様です。

しかし電話は相手からかかってきたときに取らないと話ができないので時間を選べません。

「あとでかけ直す」とか「30分後なら空いてるからもう一度かけて」とはっきり言ってくれる医師ならまだ良いですが、「今は忙しいのに・・・」とイライラしながら電話に出る医師も中にはいます。

医局前で立ってるMRに話しかけられるのには慣れていても、MRから電話が来ることにはまだそれほど慣れていない医師も多いですので、はじめて電話をかけるような医師には十分に注意しましょう。

電話するときに気をつけるべきこと

じつは私自身、不用意にかかってきてどこまで時間を奪われるかわからない電話が嫌いです。

性格的に自分から電話を切れないので、一度電話を取ってしまったら相手が切ってくれるまで話が伸びてしまうことが多々あります。

電話に出るまでにやっていた作業を途中で止めているとどこまでやっていたかわからなくなることもあり、電話に出なければよかったと後悔することもあります。

もちろん、電話での連絡が必要なときはありますのでそんな時は仕方がないのですが、電話っていつも用件だけ話してハイ終わりっていうのは冷たい感じもしますよね。

そんな気を使ってついでに世間話や別件などで話をしてしまうと20~30分という時間がすぐに経ってしまって時間のコントロールができなくなるところが不便だと思います。

ですので、同じように思っている医師もいるんではないかということで共有しました。

普段は温厚な性格の相手でも時間を大切にしている人は電話を嫌う人がいるのではないかと思います。

それでも私たちMRは会社員であり営業職なので、電話という連絡手段が必要とあれば使わなくてはならないときがあります。

少し年配の医師はメールを使っていない方もいますしね。

そんな時にはできる限り相手の時間に合わせたタイミングを考えて電話するようにしましょう。

下記のようなことに注意しておけば、急に電話が来たと相手をイラつかせる事は少なくなります。

・電話は基本最終手段にする。

・相手から依頼があったときや求められているとき以外はメールなどにする。

・電話でないと連絡できないこと以外は他の手段にする。

・できる限り時間にゆとりがありそうなタイミングを狙って電話をする

・1度電話できたら次回以降は何時ごろ電話すればいいか確認するなど、許可を取る

これらのことくらいはすでに実行しているというMRの方は全く問題ありませんが、あまり気にしていなかったという方は少し意識してみると良いかもしれません。

医師はつき合う業者の数だけ電話が来る

ITの進歩によりリモートの手段が増えていることについてはとても便利な時代になったと思います。

しかし、医療業界は保守的なところもあり昔ながらの慣習が多く残っている業界でもあります。

MRと医師との関係についてもようやくここ数年で接待や現金のやりとりがかなり減ってきてはいますが、面談方法などはこれまでほとんどが直接の面談でした。

そんな保守的な業界もこの新型コロナの影響で一気に最新技術を取り入れなくてはならなくなったのですから、多くの会社から営業の電話を受ける現場の医師はいろいろと困惑します。

特に今は在宅勤務で相手の職場環境が見えにくい中ですので、会社や上司から「医師に電話してでも処方を取れ!」と圧力をかけられるかと思いますが、細かなタイミングまで計れるのは担当しているMRだけですのでそこは考えられるようにしましょう。

医師の個人携帯電話の番号を知っていて普段から頻繁に電話でやり取りしている医師なら問題はありませんが、代表電話からかけて取り次いでもらうような医師の場合、最大限の配慮というかマナーを守ることは大切だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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