こんにちは。
現役MRのリョウタです。
MRの募集も前と比べると少し増えてきて、思い切って転職にチャレンジしようと考えるMRの方もいるんじゃないでしょうか。
あるいは、もう内定をもらって入社の意思を伝え、あとは今の会社に退職することを伝えるだけという方もいるかもしれませんね。
しかし、いざとなるとなかなか上司に退職の意志を伝えることができない・・・、という人ってけっこういると思います。
私自身、異業種も含めると合計4回会社を退職しているのですが、何度やっても上司に退職を切り出すのは慣れません。
なので、後半になると同じ方法で退職の手続きをするようになったのですが、もしかしたらそれが退職を切り出せなくて悩んでいる人の役に立つかも・・・、と思ったので共有したいと思います。
退職を直属長に伝えるときの方法
転職するときの行動の中で、もしかしたら一番躊躇するかもしれないのが「退職の意思を上司に伝えるとき」なんじゃないでしょうか。
意外に緊張感のある行動で、私は何度やっても慣れません。
特に、めっちゃお世話になった上司に退職の意思を伝えるのは気が進まないですね。
「会社を辞める」と伝えた瞬間に、とてもお世話になった上司や職場の同僚との関係性が変わってしまうような気がして、言い出せないものです。
しかも、管理職って忙しくていつもスケジュールがパンパンに詰まっていますから、そんなヘビーな話を切り出すタイミングってなかなかないんですよね。
しかし結論から言うと、お世話になったと思う上司の場合はできるだけちゃんと時間を作ってもらって会って話をするべきだと思います。
言わずもがなですね。
私もお世話になった上司、尊敬する上司には会って言いました。
しかし、それ以外の場合には、なかなか切り出せなくてもどかしい思いをしなくても良い方法があります。
それは、「第一報はメールで退職意思を伝える」ということです。
自分が上司に対して「お世話になった」とか「尊敬している」とか特別な感情を持っている場合には、メールで第一報を伝えるのは失礼になることがあるのでやりませんが、基本的にはメールで十分です。
第一報をメールで伝えると、なかなか言い出せないというもどかしい思いをすることなく自分が思ったタイミングで退職の意思を伝えることができます。
そして、上司がメールを確認すると大抵の場合は面談の予定を空けてくれますので、退職までのスケジュールが滞らずに済みます。
転職する場合、新しい会社の入社日は決まっていることが多いですので、できる限り早く退職の手続きを始めた方が退職日を設定しやすくなります。
逆に、退職することを切り出せずに上司に伝えるのが遅れてしまうと、引き継ぎが十分にできなかったり、有給消化が全部できなくなってしまいます。
最近はどこの会社もMRを削減していますので、退職が受理されてもすぐに後任の担当者を会社が用意できないこともあり得ます。
入社する会社によっては入社日までが比較的短いこともあるので、「会社の退職スケジュールに従っていたら、入社日の前日まで予定を入れられて有給消化が全くできなかった」なんていうことも全然可能性としてあります。
しかも、会社によっては部下が立て続けに退職したりすると評価に響くことがありますので、上司がなんとか引き留めようと時間稼ぎをしてくることがあります。
会社の管理職に対して、退職しようとする部下への説得する研修を実施している会社もありますので、押しの強くないMRの方だと、十分に時間稼ぎをされた挙げ句うまく説得されてしまって、逆に内定をもらった会社に断りを入れなければならなくなった人もいるくらいです。
退職にまつわるトラブルを防ぐ意味でも、第一報をメールで行い、退職の意思と最終出社日、それから退職日をきちんと明記して公の記録に残すというのは正しい方法と言えます。
私も4回の転職中3回は第一報はメールで行い、最終出社日と退職日をしっかりと伝えていましたのでスムーズに手続きが進みました。
「退職は口頭で伝えて、手渡しで退職届を渡すもの」と思っていた方がいたら、今はメールで全然OKですし、記録にも残りますので後々のトラブル防止にも有効だということを認識していただけるんじゃないかと思います。
まとめ
実際に退職を経験した人にしかわからないかもしれませんが、退職を伝えるときの緊張感ってなかなか他では味わえないですよね。
何年もそこで毎日のように仕事していたのが、ついに終わりになるんだと思うとなんか言い出せなくなります。
私は、メールですら送信ボタンを押すのにめっちゃ時間がかかっていました(笑)。
しかし、口頭だと上司に面談の時間を割いてもらわなければなりませんし、そのアポイントの相談すらタイミングが合わないとできないこともありますから、やっぱりメールでしっかりと文章を作って送信するほうが自分にとっても上司にとっても良いと思います。
いざ退職するタイミングになってなかなか言い出せないと悩んでいる方がいたら、丁寧なメールを送信してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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