MRの将来性

もしも今自分が大学生だったとしたらMRになるか

MRの将来性
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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

4月からMRとして製薬会社に入社される学生の皆さんはもう少しですね。

大学3年生の方はもうすぐ会社説明会が始まる頃でしょうか。

新型コロナの影響で医薬品に興味を持ち、MRを目指そうと思った方もいるんじゃないでしょうか。

私は中途採用でMRになったため、製薬会社への新卒入社は経験していませんが、もしも私が今大学3年生だったらMRになるかどうかについてふと考えました。

今回はこの件について書いてみたいと思います。

今からMRになっても大丈夫か

このブログでも何度も紹介しているとおり、国内のMR数は2014年以降減少し続けています。

直近の6年間で8,500人以上減っているんです。

いくらプライマリー薬バブルでさんざんMRが増えまくったあとだとはいえ、これだけ数が減っている中だと就活生はさすがに将来が心配になったりするんじゃないでしょうか。

現役MRの人たちは、大半が将来を不安視していますよね。

私はもちろん絶望しています。

だから、一昔前のように、就職活動をする学生にMRを無条件に勧めるということはできないかもしれません。

それでも、数ある職種の中でどれかを選ばなくちゃならないということになると、未だにMRはかなり上位のおすすめ職種だと思っています。

はっきり言って良い職業だと思います。

専門職に就けるようなスキルを持っていないとしたら、MRほぼ一択じゃないかとすら思います。

理由はもちろん、「給料が良いから」ですよね。

もちろん辛いこともあるにはありますが、給料の高さでたいてい許容できてしまいます。

また、「拘束時間が短い」というのも魅力です。

MRよりも給料が高い職業はいくつもありますが、時間単位に換算するとトップクラスと言っても良いんじゃないかと思います。

ただ、昔と違っていくつか考えておかなければならないことがあるのは間違いないでしょう。

MRに就職しても考えておくべきこと

MRという職業に魅力を感じている学生の方も、数年後、10年後、20年後は考え方がどう変わっているのかは誰にもわかりません。

また、時代がどう変わっているのかも、2〜3年後くらいならなんとか予想できるかもしれませんが、10年後とかになると誰にもわかりません。

それなのに、就職が決まったときの考え方がずっとそのままだと考えるほうが不自然かと思います。

また、10年後や20年後にはMRという職業自体がなくなっているかもしれません。

結果的に縁があってMRをずーっと続けていけるかもしれませんが、今の時代、これからの時代ならなおさらですが、何十年もMRを続けている人の方が少数派になっていくんじゃないかと思います。

そのくらい、時代の流れによってMRの数は必要がなくなってきています。

もしもどこかで自分の考えが変わったときや、入社した会社の経営戦略などによってMRでいられなくなった時にどうするかというのは最初から考えておいたほうが良い時代なんじゃないかと思っています。

むしろ、「MRをひと通り経験したら、その後はこんなことをやりたい」というところまで決めておいたほうが良いのかもしれません。

私の後輩で、「MRで5年間働いてお金を貯めて、その後は飲食店を経営したい」と言っていた新人がいました。

新卒で外資系製薬会社に入社した理由は、「MRは就職できそうな職種の中で一番給料が良さそうだったから」でした。

その後輩は宣言していたとおり、5年間MRをやって飲食店の開業資金を貯めて退職しました。

また、会社内でもMRのうちにMBAを取ってマーケティング部署に異動して、その後はマーケッターとして会社を転々としている同期もいます。

そんなふうに、なんでも良いのですが、ある程度MRをずっとやらない前提で他のスキルを磨いておかないと、ずっとMRを続けられると期待して思考停止してしまうと、やがて淘汰の波に飲み込まれてしまう可能性があります。

それさえ頭に入っていれば、MRはとても良い職業だと思います。

まとめ

私が今学生だったとして、大学で専門的なことをやってこなかったり、もしくは薬学部だったりしたら、まずはMRを選択すると思います。

ある程度時間とお金が確保できることで、次の道への準備をしたり、まだ次の道が見つかっていなかったとしても模索しやすいですから。

次の選択肢が増えるという観点から、これだけ減少を続けていても、これからも減少していくとしても、MRは「アリ」です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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