MRの将来性

貯金ができるようになったら次にすることとは?

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

私はタバコは吸いませんし、お酒もあまり飲めません。

競馬やパチンコなどの賭け事もとくに興味がなく、物欲もたいしてないのでお金は貯まりやすい方だと思います。

お金は使えばなくなりますし使わなければ貯まるのですが、なかには貯金したいと思っていてもなかなかできなくて悩んでいる人が私の周囲にもいます。

このブログを読んで下さっている方にもそういうことで悩んでいたらと思い、最近はお金を貯めるために優先すべき私なりの考え方について共有しています。

今回は、ある程度貯金ができるようになってきたらそのお金をどうするのかについて共有していきたいと思います。

長期的な資産形成なら貯金より積み立て投資

日本人にとって貯金というのは長年ベストな資産形成方法だと思われてきました。

なぜかというと、日本はバブル崩壊後から20年以上もデフレが続いてきており、アベノミクスをもってしてもたいしてインフレは起こりませんでした。

この、現金の価値が相対的に下がらない世界的にも稀な国だということが、日本人が銀行預金信者になるもっとも大きな理由になっています。

世界の先進国の多くは毎年1~2%くらいのインフレが起こっていますので、現金のまま貯金しておくと10年で10~20%ほど価値が目減りしてしまいます。

これに対して日本は2019年のインフレ率は0.48%で、世界193ヵ国中166番目でした。

日本は現状、世界でもトップクラスに物価が上がらない国ということです。

日本よりもインフレ率が低かったのは韓国(0.38%)とスイス(0.36%)くらいです。

もう一つは、バブル崩壊の記憶がいまだに残っていて「株式や不動産に投資するよりも現金預金が堅実で正しい資産運用方法」ということを信じている人が多いということがあります。

私たち30代の親世代は現役時代にモロにバブル崩壊を経験しており、株式投資や不動産投資で悲惨な目にあった人を目の当たりにしていますから、真顔で「投資は危険だ!」と言ってきます。

そうした親世代の忠告を真に受けてしまうと「預金信者」になってしまいます。

しかし、長期的な資産形成を考えた場合、長期に預金するよりも圧倒的に良い方法があります。

それは、「アメリカのS&P500インデックスファンドにお金を積み立て投資する」という方法です。

アメリカのS&P500というのはアメリカで時価総額の大きい主要500社の指数で、このインデックスファンド1つに投資するだけでアメリカを代表する企業500社に分散投資することができ、しかも時代に沿った優良企業と旬を過ぎた企業とを随時入れ替えてくれます。

なぜ日本でなくアメリカなのかというと、グローバル市場でビジネスを展開している大企業が圧倒的に多く、また最先端の技術を持った会社が最も多いのがアメリカだからです。

2020年8月時点での組入れ上位10社は以下のような企業になっています。

順位企業名業種構成比
1アップルテクノロジー3.21%
2マイクロソフトテクノロジー2.51%
3エクソン・モービルエネルギー1.94%
4アマゾン消費者サービス1.63%
5ジョンソン&ジョンソンヘルスケア1.61%
6バークシャー・ハサウェイ金融1.60%
7JPモルガン・チェース金融1.53%
8Facebook情報技術1.45%
9ゼネラル・エレクトリック(GE)資本財1.40%
10ウェルズファーゴ金融1.36%

このようにいろんな業種のトップ企業が組入れられていますので、たとえ今回の新型コロナのような事態になって経営危機に陥る企業があったとしても、逆に需要が生まれて業績が伸びる企業も入っているため全体としてはほとんど影響を受けません。

日本企業は大企業でも売上の半分以上が日本国内だったりするので、どうしても長期的に安定した業績を上げるのが難しく株価の動きも長期でキレイな上昇トレンドを描いている企業が少ないです。

こちらはS&P500指数の1986年から現在までの長期チャートです。

2000年8月から2002年2月、2008年1月から2009年3月と2回ほど少し長期の下落期間がありますが、それ以外はほとんど長期間下げることはなく上昇を続けてきています。

仮に1985年からS&P500に積み立て投資をしていくと、最初に投資したお金は2020年現在で約16倍になっています。

日本人の多くがバブル崩壊で思考停止して銀行にお金を投げ入れる中、同じように思考停止してS&P500に投げ入れていれば資産は軽く数倍になっているはずです。

日本人の多くがこの20年間のあいだ「株式や不動産に投資せず銀行に預けていたおかげで大切なお金を守ることができた」と喜んでいる傍らで、アメリカの株価指数に長期積み立てをしていた人は老後に使い切れない資産を気づくことができているはずです。

もちろん、過去35年をみてこれだけ右肩上がりに上昇してきたからといってこれからの数十年も同じように右肩上がりとは限りません。

あめりかの株式市場も過去100年間をみると20年以上低迷していた時期もあります。

しかし、それでも長期的に積み立てるという姿勢を崩さなければ株価が下がった時期は通常よりも安い単価で購入できるわけですから、株価が高い時期に比べても同じ金額で多くの数量を購入できることになります。

積み立て投資であれば、時期的な価格の上下に悲観的になる必要はなく、下がったらその分多く買うことができますし、上がったら資産全体が膨らみますので、まさに「上がってよし、下がってよし」という気持ちで続けることができます。

どこで積み立てればいいのか

銀行に預金しておくだけでは金利はほぼつかないですし、インフレ率が上がっていくと現金の価値が減っていきます。

なので、貯金をしたら銀行ではなく、証券口座に入れていくのが良いと思います。

SBI証券やマネックス証券のようなネット証券なら手数料はゼロです。

証券口座に預けたお金は、3か月ごととか6か月ごとなど期間を決めて定期的にS&P500インデックスファンドを購入していきます。

SBI証券なら「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド」という商品がありますし、マネックス証券なら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」という商品が資産規模が大きく、信託報酬が超低いので良いと思います。

あるいは、S&P500のETF(上場投資信託)でVOOやSPYという銘柄なら米国株を扱う証券会社ならどこでも購入できると思います。

歴史的事実をみても、S&P500指数への積み立て投資は最も安定的に資産形成に貢献していますので、まずは少しずつ始めてみることをおすすめします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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