MRの価値

新型コロナ第2波の中、MRは外勤すべきか

MRの価値

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

新型コロナウイルスの感染が拡大していますね。

入院患者さんのお見舞いなどの面会は完全禁止になる病院が非常に多い中、MRは病院に営業活動をすべきでしょうか。

悩んでいるMRの方もいるんじゃないかと思いますので記事にしました。

MRは病院訪問をすべきか

第1波のときと違って、今回はMRを在宅勤務にすると発表する製薬メーカーは未だ出てきません。

しかし、沖縄県では医療提供体制がかなりひっ迫しているという報道がありますし、都市部でも40%程度になってきているように、これ以上通常の社会生活をするのは無理があるのではないかと思うところまで来ています。

会社が外勤活動に制限をかけない限り、MRは自分の判断で外勤を自粛するのはかなり難しい側面があるというのは理解します。

MRはサラリーマンですからね。

しかし、医療崩壊を起こすと他の病気で困っている患者さんが医療を受けられなくなるなど、新型コロナ以外にまで被害が拡大してしまう恐れが出てきます。

そこそこの基幹病院であれば、病院に訪問する業者はかなりの数になります。

MRだけで最低でも100名以上はいますし、卸や医療機器、金融関係、電気関係、システム関係・・・と全て合わせると数百人規模になります。

ここまで感染が拡大している中で、会社が制限しないからといってこれらの業者が病院に入ってくると、それだけ院内での感染リスクが上がります。

MRとしてそれだけは避けたいと思うのは、私だけでしょうか。

自社製品を医師が気づいていない適切な患者さんに使用して頂くことで、それまでよりも治療効果が上がったり、患者さんのQOLが向上したりするというのが、MR活動をする究極の意義だと私は思っています。

それなのに、もしも自分がいつの間にか新型コロナのキャリアになっていて、病院から病院へウイルスを媒介していたら・・・。

もしも病院から感染して自分の家に持ち帰り、家族に感染させてしまったら・・・。

そう考えると、もう自ら判断すべき段階に入ってきているのではないかと感じます。

都会は感染者が多いためそうでもないかもしれませんが、地方では感染者を犯人扱いして過剰に反応する人がいます。

感染した人の家にいやがらせをしたり、危害を加えたりといったことが実際に起こっています。

自分が感染源になってしまって感染を拡げた先に、そんな目に遭ってしまう人がいるとしたら・・・。

自分が感染したせいで、家族がそんな目に遭ってしまったら・・・。

もはや会社のエゴで外勤を強要させられたとしても断るレベルに来ている感覚があります。

とにかく、要件はWeb面談やメールなどで伝える。

資料は電子化できるものは電子化して、現物は郵送か何かで送付する。

講演会や説明会はWebでやる。

これらを先方に快く了解してもらうしか、地方MRがまともに仕事する道は残されていないんじゃないかと感じます。

地方の方が、ネットやメールの使い方すらまともにわかっていない顧客がいるので難易度高いんですけどね。

直接面談しなくても評価される

今日は私もアポイントがあって医師と面談してきました。

もちろん患者さんは以前よりかなり少なかったです。

訪問した病院は地域の基幹病院ですが、普段ならけっこう他社MRがいる時間帯にもかかわらずまったく会いませんでした。

さすが、この地区のMRの皆さんは自分で善悪を判断できる優秀な方ばかりです。

私も、せっかくアポイントを取ることによって直接面談することができる貴重な先生だったのですが、

「状況を鑑みて、今後しばらくの間はメールや郵送などで対応させて頂きます。」

と伝えてきました。

この状況ですから、先生もむしろそれを快く了承してくださり、メール等を漏らさず確認することを約束して下さいました。

私くらいの世代のMRだと、まだシェア・オブ・ボイスを徹底的に叩きこまれた記憶が色濃く残っていますので、どうしても先生に頻回に会わなければ処方が減ってしまうとか、評価されないという感覚が抜けません。

しかし、そういう時代は完全に過去のものですし、ましてや新型コロナ禍で頻回に会いに行って評価してくれる医師はマイノリティであり、地方だとほとんどいません。

もしもまだシェア・オブ・ボイス病にかかっているMRの方がいたら、今このタイミングで思い切って方向性を変えてみてはいかがでしょうか。

非常に絶好のタイミングだと思いますよ。

まとめ

アステラス製薬の京都と沖縄を担当するMRが新型コロナウイルス陽性だったという報道がありました。

アステラス MR2人が新型コロナに感染 那覇と京都それぞれで勤務 | ニュース | ミクスOnline

会社としてきっちりと公表しているところはさすがだと思います。

しかし、陽性だと判明するまでにどのくらいの医療機関に出入りし、どこにウイルスを付着させてきたかと考えると怖いものがあります。

感染したMRが触った手すりを、その後すぐに入院患者さんが触っていたら・・・。

これは他人ごとではなく、同じ仕事をしている自分も感染する可能性があるということを再認識することができました。

他の多くの営業職と直接病院に訪問しているMRとでは全く話が違うということをわかっているのかいないのか、会社がダンマリを決め込んでいるからと言ってこれ以上売上至上主義を貫いて病院を訪問するわけにはいかなくなってきているのではないでしょうか。

全国一律に全てのMRが、とは言いませんが、状況によっては自ら直接訪問することを控える必要があるというのも考えるべき状況になってきているのではないかと思います。

自分や家族が病気で病院に入院していたら、その病院にゾロゾロと業者が入ってきて何とも思わないでしょうか。

倫理観とは何かを再考すべき時が来ています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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