MRの将来

製薬会社の営業所廃止について既に営業所がないMRが感じること

MRの将来

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

少し前から製薬会社の営業所や支店を縮小させたり廃止する流れがきています。

少し先の将来を考えると、MR数の削減などが見え隠れしますので現役MRには気になる流れかと思います。

しかし直近で毎日当たり前のように会社に出社していたMRの皆さんの中には「オフィスがなくなったらまともに仕事できるの・・・!?」という漠然とした不安を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こういった不安に対して、すでにもう何年も内勤の方にほとんどお世話になっていない現役MRの私が感じることについて共有したいと思います。

おそらく支店や営業所廃止の流れは他の会社も追随して加速していく可能性が高いですので、いまのうちに支店や営業所に行かずに仕事をする感覚を掴んでおいた方が戸惑わずに済みますし良いと思います。

外資系の多くは昔から直行直帰

昨年はアステラス製薬が支店・営業所を縮小させることを発表しましたし、今年は既にノバルティスファーマが営業所のほとんどを廃止することを決めました。

また武田薬品もデジタル化を見据えて国内の営業体制の再構築を当初の計画よりも2~3年早める方向で加速させるという発言をされていましたね。

武田薬品もおそらくではありますが、この再構築に支店や営業所の縮小・廃止が含まれているのではないでしょうか。

営業所をたくさん活用している内資系の会社のMRだと、営業所がなくなるなんて想像できない人もいるんではないでしょうか。

逆に、外資系では今のように在宅勤務を経験する前から直行直帰制度が浸透している会社が多いため、営業所が廃止されてもそこまで大きなインパクトはないのかなと思います。

外資系製薬会社の中には営業所のことを「サテライト」というような呼び方をしているところもあります。

「サテライト」は内勤者をほとんど配置せず、資材や備品を補完するいわゆる倉庫の位置づけで設置しており、MRもサテライトで長時間内勤することを禁止しています。

これは会社の経費科目上の話で、要するに営業所は直接費で倉庫は間接費のため営業利益の計上に大きく関係してくることからこういうふうにしているのだと思われます。

営業所を全て廃止するのは会社にとっては簡単なことですが、会社によっては正社員の内勤者がいるところもありますし、必ず必要な資材や備品をどこに置くのかという問題に必ずなります。

MRの家に置くとすぐに部屋いっぱいになってしまいますし、古くなった社内資料の廃棄などの問題もあります。

だから最低限の倉庫などの場所は必要です。

どうせ倉庫として屋根のある場所を借りるのであれば、物を置くだけの場所ではなくてそこにプリンターがあった方が便利ですし、インターネット環境があった方が便利ですし、MRが誰もいなくても荷物を受け取ってくれる人がいた方が便利だよねということで、外資系の会社の一部には「それほとんど営業所やないか~い!」というような倉庫が「サテライト」と呼ばれて存在しているワケです。

製薬会社に営業所は不要

ちょっと偏った考え方なのかもしれませんが、私は製薬会社には営業所は必要ないと思っています。

外資系の会社ばかり4社でMRをやってきて直行直帰する中で、どうしても営業所でやらなければならない仕事というのはほとんどありませんでしたから。

今はベンチャーで営業所は全くありません。

内勤者に頼めばやってくれた仕事を全て自分でやらなければならなかったり、直接誰かに聞くことができず電話で本社に問い合わせたりしなければならないため、不便に感じたりもしますがそれも慣れれば普通になりますし会社はかなりの経費が浮いていますので、こういうビジネスモデルで問題なくまわるのなら他社もマネしたいと思うはずです。

また、そもそもMRの仕事は情報提供や収集であって、納品や返品、集金や返金などの物理的なものの取引が業務上ありません。

卸なら医薬品を補完するためのスペースが必ず必要ですし、メーカーよりもはるかに多くの設備とその地区ごとに問い合わせ対応できる内勤者が必要なので営業所をゼロにするというのは現実的ではありません。

これほど特殊な営業職であるMRは、営業所ナシで自宅勤務するにはもってこいの仕事です。

在宅勤務で仕事をせざるを得なくなったこのタイミングでそのことに気づいた経営者層は少なくないのではないでしょうか。

あるいは武田薬品のように最初からそうしようとしていたが、今回のことでもっと対応を加速させると決めた会社もあるはずです。

かなりの会社の営業所がなくなっていくはずですから、MRのみなさんは決して他人ごとだと思わず、そろそろ自分のデスクと棚の整理でもしておいた方が良いのではないでしょうか(笑)。

さいごに

長期的には今のようなMR数が必要ないということも考慮しながら、在宅勤務が当たり前になりつつある今、すぐに営業所を減らしたり無くしていっても業務に支障なくいけるだろうということは経営層なら考えることだと思います。

「会社がMRを大きく減らそうとしている」というタイミングが来るかもしれないことについてはしっかりと注視して仮にそういう時が来ても複数の選択肢から選べるよう準備しておく必要があると思いますが、営業所廃止=即MR大規模リストラということではないのでそこは安心して良いと思います。

ただあまり内勤者や先輩後輩に頼ってばかりの仕事スタイルのままでは、営業所がなくなった途端まったく仕事ができないMRになるのも目に見えていますので、少しずつ自分で調べたりタスク管理できるようにしておくことも必要かもしれません。

内資系の会社は営業所がしっかりしていて全ての業務がマニュアル化されているのが良いところでもありましたが今後それがなくなっていくことになりますので、どうせなくなってしまうのならはじめからそういうのがない外資系ベンチャーでやりたいと思うMRも増えてくるかもしれませんね。

そういう方は外資系ベンチャーの案件を持っているエージェントに登録しておくのが良いと思います。

JAC Recruitment

ランスタッド

ビズリーチ

転職エージェントのパソナキャリア

MRの仕事が大きく変化している過程ですので波に乗っていけるように注意していきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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