前編では、私はMRの将来性に疑問をもっているので自分の将来を自分で決められるようになりたいこと、そのためにサラリーマン依存の状態を抜け出したいこと、そして肉体労働で収入を得ている状態から抜け出したいと思っていることについて僭越ながらお伝えしました。
後半は、前半でお話させて頂いたことがもしも実現したら次はどうしていきたいかということについてお伝えしていきたいと思います。
海外に出て日本を客観的に評価したい
日本は世界の中でみても有数の住みやすい国です。
U.S. News & World Reportというアメリカの雑誌が出した2019年のOverall Best Countries Ranking(世界の良い国ランキング)でも、日本はスイス、カナダに次いで3位になっています。
Overall Best Countries Ranking
私は海外に一定期間住んだことはなく旅行に行ったことがあるくらいですが、「海外に比べて日本の良いところは?」と聞かれたら以下のことが即答できます。
・食べ物がおいしい
・治安が良い
・医療が低負担で高水準
・衛生環境が良い
・水道水が飲める
・人が礼儀正しい
・アニメやお笑い芸人が面白い
・時間通りに電車が来る
「衛生環境が良い」ということと「水道水が飲める」というのはまとめようか迷いましたが、他の衛生環境が良い国でも水道水が飲めない国はたくさんあるので別項目にしました。
余談ですが、世界で水道水が飲める国は15か国しかないそうです。
こんなふうに日本にいて日本の良いところはたくさんあげられますし、実際世界でもトップクラスに住みやすい環境があるということは実感しているのですが、他の国に行けばその国独自の良いところや日本との違いがもっと見えてくるはずです。
逆に日本の住みにくいところももっとハッキリと見えるんじゃないかと思っています。
日本で良いと思っていたけど実際にはたいしたことなかったとか、あたりまえだと思っていたことが他国だと違うというのをたくさん知ることができると自分の知見がもっと拡がって良いだろうなといつも思います。
MRに限らず日本でサラリーマンをやっていると、旅行ですら行きたいときに行きたいだけ行くというのはなかなか難しいです。
しばらく休んだからといって顧客や他の社員に迷惑がかかるということが少ないという意味でもMRは働きやすい職業だとは思いますが、それでも3か月とか1年とかという期間で海外に行ってみたいというのは基本的に難しいです。
だからそういうことを実現しようと思ったらまずはサラリーマン依存をやめて、さらにその場所にいなければできない肉体労働から脱却しないといけません。
学生時代は体育会の部活動に明け暮れていましたが、今思うとそれができるまたとないチャンスだったんですね。
MRでバックパック一つ持っていろんな国を旅してまわった人ってちょくちょくいますが、そういう人、羨ましいです。
日本以外の少なくとも数か国にしばらく滞在してみて、その後また日本に帰ってくるということをまずはやってみたいなと思っています。
人や社会の役に立つことをライフワークにしたい
MRは医師や薬剤師の先生方に「ありがとう」と言ってもらえた時や、またときには患者さんの喜びの声を医療関係者の方を通じて聞いた時には、社会に貢献できていることを実感することができます。
しかしこれはあくまで自社医薬品を通じてですので非常に間接的なんですよね。
顧客が感謝しているのは直接的には良い製品に対してであって、その製品がなければ雇われているMRが感謝されるチャンスはないわけです。
なので、直接人に感謝されるような能力を身につけない限りは一生雇われの身から脱することはできないということなんでしょうね。
それには、他の多くの人が欲しいモノやスキルを持っているということが大事になります。
まあ、サラリーマン依存や肉体労働から脱出できた時点でそれが他の多くの人が欲しいスキルになると思いますので、そのノウハウを体系化して人に伝えられれば良いんじゃないかと勝手に思っています。
なので、前編でお伝えした7つのサラリーマン依存をやめる手段のうち1つでも身につけられたらそれを教えることをライフワークにしたいと思います。
さいごに
自分が勝手に思っていることを長々と文章にさせて頂きました。
前編から読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
こちらのブログを読んでくださる方が少しずつですが増えてきており、本当に感謝しております。
それで、このブログはどういう志向や価値観を持ったヤツが書いているのかそろそろ公にしておいた方が良いかなと思い、あまり自分のことを一方的にアウトプットするのは得意ではありませんが記事にして共有させて頂きました。
サラリーマンの価値観って、終身雇用制度の影響ですごく画一化されていて昔からすごく違和感がありました。
それは、「会社に入ったら全員出世を目指して一律に全力疾走しろ。土日も早朝深夜も常に会社の事を考えて24時間戦え!」みたいな価値観です。
外資系には特に「社内で上を目指していないヤツは非国民だ!」という雰囲気があって、働くことに対する多様な価値観を認めない雰囲気がキライです。
私はMRの仕事は現状維持でいいし、それなりに仕事しますけど全力ではやりません。
30代後半ってたいていのプロスポーツ選手なら引退する年齢です。
どんなに好きなことだとしても、モチベーションって一つのことに何十年も続くもんじゃないですよ。
好きなことをみつけて10年くらい打ち込んだら、また新しいことをみつける方が高いモチベーションを維持し続けられますし質の高い仕事ができると思います。
私はMRにしがみつき過ぎてしまいましたが、同じように「MRもう飽きたな~」と思う方がいたらすぐに違うことを探し始めるべきだと思います。
また、前編・後編を通じて同じような志向を持ったMRの方がいたら是非連絡を下さい!
なかなか社内で共有しにくい価値観ですし、一緒に頑張れる人を探すのも難しいかと思います。
同じようにすでに行動している方、またなんとなく同じようなことを思っていたけど行動まではしていない方のご連絡待ってます。
右サイドの自己紹介欄にあるメール(☆を@に代えて下さいね)もしくはTwitterでも大丈夫です。
今回お伝えした私の考えの進行状況についてはまた追々記事にして共有させて頂きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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