時事ネタ

MRの外勤再開に関して考えるべきこと

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

緊急事態宣言もとりあえず解除され、6月から外勤再開する製薬会社も結構あるのではないでしょうか。

会社に入社してから何年間も何十年間も当たり前のように毎日外勤してきたMRにとって、今回のいきなりの外勤自粛は本当につらく、早く外勤したいと思っているMRは多いのではないかと思います。

また、外勤しないと日当が・・・、というMRはもっと多いと思いますので、それは私も含めて切実な問題です。

しかし、会社が外勤を許可したからといって本当に以前のようにモリモリと病院を訪問しても大丈夫なのでしょうか。

緊急の用もなく病院内をスーツ着てウロウロすることに対して、いろんな科の医師は、医療従事者は、患者さんはいったいどう感じるでしょうか。

製薬業界のMRという職業の社会における立ち位置をもう一度考えてみてほしいと思い、記事にしました。

自分がウイルスの媒介をしないと言い切れるか

多くの会社が3月から在宅勤務になり緊急事態宣言も発令されたことから、仕事だけでなくプライベートでも3か月近くほとんどまともに外出をしていない人が多いと思います。

フラストレーションがたまっている状態でようやく緊急事態宣言が解除されましたので、世間的にも気が緩むのはある程度仕方がないことだと思います。

まだ県をまたぐ移動は多くの都道府県で自粛を要請している状況ですが、「ちょっとくらいなら」と隣県のショッピングセンターなんかに行きたくなりますよね。

また、やっと外でお酒が飲めるということで会社の仲間と居酒屋に行くことも可能になります。

そんなふうに仕事時間外や週末に通常の社会活動をしたMRたちが、免疫が落ちた患者さんが大勢いる病院に訪問して本当にウイルス感染させないと言い切れるのでしょうか。

現役世代の私たちは体力も免疫力もある程度高いのでウイルスが感染していても症状が出る可能性は低いですが、病院内の患者さんに感染させてしまったらと考えると慎重にならざるを得なくなりますよね。

また、必ずしも私たちMRが原因でなかったとしても、たまたま担当先の病院でクラスターが起こったら真っ先に疑われるのは私たちのような業者です。

感染者の数によってはマスコミ沙汰になってしまうかもしれません。

クラスターがあった日から少しさかのぼって訪問記録のある製薬会社名を公表されたりすると、もはや個人の問題ではなくなってしまいます。

最悪のケースを想像してみましたが、こうならないように慎重に行動することが必要ではないかと思います。

医療従事者に感謝の意と配慮を

そうでなくても医療従事者は日々感染の恐怖と戦いながら仕事をされています。

また間違いなく来ると言われている第2波が来ても対処できるよう、今のうちに対策を練らなければなりません。

緊急事態宣言は解除されましたが、感染してしまうと重症化する危険性が高い人が多くいる病院内では、まだ緊張状態が続いているところも多いのではないでしょうか。

それなのに日本では海外のように拍手や感謝の言葉を送られることもなく、医療従事者の子供には保育園や幼稚園に「来ないでください」などと心無いことを言われたりしているんです。

そのような中で、仮に医師にアポイントを取れば訪問可能であったとしても以前のように業者がウロウロしているのを見ると、医療従事者の方々はどう思うでしょうか。

全員ではないかもしれませんが、中には「無神経な業者」と思う方もいるのではないかと思ってしまいます。

このような状況の中で最も最前線で戦わないといけない医療従事者に対して感謝と配慮の気持ちを持って、もう少しの間医師と面談したい気持ちを抑えられるMRの方が増えるといいなと思います。

直接面談が絶対必要な医師って何人いる?

私の担当エリアでも、6月以降も訪問は原則禁止という病院がほとんどです。

政府は6月18日までは特別警戒都道府県の移動自粛を要請していますので、少なくともそこまでは今の状況が続くのではないでしょうか。

たしかに外来の数は減っていますし、医師によっては以前よりも時間に余裕ができています。

しかしこの状況でMRが来ないからといって印象を悪くしたり、そのメーカーの処方を減らしたりする医師はどのくらいいるでしょうか。

また、訪問したことを評価されるでしょうか。

逆に悪い印象を与えることはあっても、良い印象を与えることはあまりないんじゃないかと思います。

私が所属している会社でも6月からアポイントを中心に外勤が可能になりました。

中には無理やり用事を作ってアポイントを取っているMRもいますが、私はやっていません。

普段訪問していた先生には、電話やメール、手紙を使って「院内の従業員みなさまの心情などを勘案し、病院がMRの訪問を通常レベルに解禁するまでは緊急の用事なく訪問するのを控えます」と伝えてあります。

なので、堂々と訪問することができるようになるまでは、顔を出すために病院を訪問する必要はない状態です。

医師から呼ばれたり、直接面談しなければ成り立たない仕事以外で病院に入るのをできればもう少しの間控えましょう。

会社からのプレッシャーをどう処理するかが悩みどころですけどね。

6月いっぱいまでMRの外勤活動自粛を早々に発表した会社がある中で、「外勤しろ」「直接面談のアポイントを取れ」と言ってくる会社はヤバいです。

そういう自分たちのことしか考えない会社のMRの方は、これからもその会社から給料をもらい続けるのかこの機会に考えましょう(笑)。

ランスタッド

JAC Recruitment

ビズリーチ

dodaエージェントサービス

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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