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ユダヤ人の教えから学ぶお金の増やし方の原則とは?

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

日本はお金に関する教育を一切受けないため、多くのサラリーマンは自分が納めている税金の金額すらわかりません。

ある意味、日本の義務教育は完ぺきなサラリーマン養成カリキュラムなんですね。

欧米では、小学校低学年から金融教育を受けていますし、お金に関する話をする機会も日本と比べると圧倒的に多くあります。

そして、お金持ちが多いユダヤ人はさらに幼い頃から、民族に伝わる物語などでお金の扱い方について自然に学んでいます。

今回は、ユダヤ人の子どもが聴いている物語から、お金の増やし方に関する原則の一つについて共有したいと思います。

魔法のザクロの話

あるところに仲の良い男3人の兄弟がいました。

成人後、3人はそれぞれ別々の場所に行き、人生の旅をすることにしました。

10年後に再会し、その際に旅の中で最も不思議だと思ったものを持ち寄ることを約束しました。

一番上の兄は東に向かいました。

そこで出会った旅人から、”世界の隅々まで見える不思議なガラスのコップ”を買いました。

二番目の兄は西に向かいました。

とある町で絨毯売りに出会い、”鳥よりも高く、速く飛べる魔法のじゅうたん”を買いました。

一番下の弟は南に向かいました。

森の中を進んでいくと、1本のザクロの木を見つけました。

ザクロの木には花がたくさん咲いているのに、実は1つしか実っていませんでした。

その実を取ろうとすると、手のひらに落ちてきて、木に咲いている花の1つが真っ赤なザクロの実に変わりました。

「この不思議なザクロの木を持って帰ろう!」と思った瞬間、ザクロの木は消えてしまいました。

手に取った不思議なザクロの実は残っていたので、それを持ち帰ることにしました。

3人は約束通りに10年後再会しました。

持ち帰ったものを見せ合っていると、一番上の兄が持ち帰った”世界の隅々まで見える不思議なガラスのコップ”に、どこかの国のお姫様が重い病気になりベッドに寝たきりになっている姿が映りました。

ベッドの傍らでは、王様が助けを求めています。

それを見た3人の兄弟は、二番目の兄が持ち帰った”鳥よりも高く、速く飛べる魔法のじゅうたん”に乗って、お姫様の元に飛んでいきました。

そして、一番下の弟が持ち帰った不思議なザクロの実を半分に割って、お姫様に食べさせました。

お姫様は歩くこともできなかった状態から、瞬く間に元気になりました。

これを見た王様は感激して、3人の兄弟にこう言いました。

「お前たちのおかげで姫が元気になった。3人のうち誰が姫と結婚しても良い。話し合って決めなさい。」

そこで、姫が3人の兄弟にそれぞれ質問を投げかけます。

まず、一番上の兄に「あなたは”世界の隅々まで見える不思議なガラスのコップ”で私が病気で寝ているのを見つけてくださいました。そのコップは今でも元のままですか?」

一番上の兄は答えました。

「はい、このとおり、元のままです。」

次に二番目の兄に「あなたは”鳥よりも高く、速く飛べる魔法のじゅうたん”で私の元に飛んできてくれました。そのじゅうたんは今でも飛べますか?」

二番目の兄は答えました。

「はい、もちろんこのとおり、空を飛べます。」

最後に一番下の弟に「あなたは不思議なザクロの実を私に食べさせて病気を治してくれました。その不思議なザクロは今でも元のままですか?」

一番下の弟は答えました。

「いいえ、お姫様に半分差し上げましたので、今は半分になりました。」

そこで、お姫様は宣言しました。

「私は一番下の弟と結婚します。彼は私のために大切にしていたものを半分失ったのですから。」

お金を増やすための原則とは

勇敢に頑張った主人公がお姫様と結婚するというストーリーは、「よくあるおとぎ話とどう違うの?」と思った方もいるかもしれませんね。

この話では、3人の兄弟をビジネスの成功において必要なものに例えています。

”世界の隅々まで見える不思議なガラスのコップ”を見つけた一番上の兄は、「問題を顕在化させることができる人」の象徴となっています。

”鳥よりも高く、速く飛べる魔法のじゅうたん”を見つけた二番目の兄は、「素早く行動できる人」の象徴となっています。

そして、”不思議なザクロの実”を見つけた一番下の弟は、「問題解決能力の高い人」の象徴となっています。

それぞれはビジネスの成功において必要な要素になるのですが、お姫様はそれぞれが同等であるならば、自分のために大切なものを半分失った一番下の弟を結婚相手に選んでいます。

これこそが、ユダヤのビジネス成功哲学である「No pain, no gain.(まずは失わなければ得ることはできない)」という教えなんですね。

得られることが前提で失っても何も得ることはできず、大きな成功を手にするには、それに比例して大きなものを先に失う必要があるということを説いています。

一番下の弟は、結婚できるかもしれないと期待してザクロの実を半分食べさせたわけではないということですね。

これは、ビジネスに例えると設備投資費や研究開発費にあたるのでしょう。

製薬企業でいうと、莫大な研究開発費を投入しても新薬が承認され、上市できるかどうかは全くわかりませんよね。

むしろ、途中で開発中止になってしまう可能性の方が圧倒的に高いです。

それでも、積極的に資金を投入する企業もあれば、開発後期の有望な新薬を持つベンチャーを買収したり、はたまた導入品やコ・プロモーションに走る会社もあります。

なるほど、大きくリスクを取る企業ほど、成功した時には大きな売上が上がっていますね。

また、個人で考えてみると、最も思い浮かぶのは株式や不動産などの投資でしょうか。

リスクが高い投資ほど、上手くいったときのリターンは高いです。

もちろん、大きく損をすることもありますので、あくまで退場しないようにリスクをコントロールするのが大事であることは言うまでもないです。

まとめ

転職なんかもこの物語に当てはまる部分はあるかもしれませんね。

転職をすると、今まで培ってきた社内での信頼関係やコネクション、実績などを失うことになりますが、それを承知で新しい環境に飛び込める人は、転職後すぐに管理職になったり、希望していた本社へ異動できたりということで目標を叶えている人を見てきました。

日本人は「事なかれ主義」が一般化していますので、この魔法のザクロの話のことを実行に移せる人はとりわけ少ないかもしれません。

でも、お金が絡むことにおいてこの原則はかなり絶対的ですよね。

ここぞ!というときには、ケチったり失うことを恐れたりしないでいきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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