MRの転職理由

転職をしないMRがオワコンになる理由

MRの転職理由

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

これまで日本は終身雇用制度が浸透していましたので、転職しないでずっと同じ会社で働いている方がしっかりしていてまともなMR、転職を繰り返しているMRはジョブホッパーで我慢できないヤツだと言われてきました。

しかし、今後はこの価値観も変わっていくと思います。

転職をしないMRほどオワコンと言われるようになるということはあり得るのでしょうか。

今回は、これについて共有していきたいと思います。

日本は遅かれ早かれ米国を追随する

2020年は新型コロナによってサラリーマンの働き方に大きな改革が起こった年として人々の記憶に残るようになるんじゃないかと思います。

製薬業界も例外ではなく、MRのリモートワークを取り入れた営業や社内会議のWeb化など大きな変化がありました。

こういった流れは新型コロナがたとえ収束したとしても元に戻ることは当然なく、さらに進んでいくというのが大勢の予測になっています。

日本では今年から急に変化しましたが、世界的には今始まったことではなく、欧米では何年も前から起こっていることで、リモート活動の普及は米国では新型コロナ以前、実に5年以上前から始まっています。

よろしれけばこちらの記事もご覧ください。

3月に書いた記事ですが、米国でのMRと医師の面談状況について書かれたトピックスを紹介しています。

米国では特に2018年からMRと直接面談しなくなった医師が増えたことが紹介されています。

おそらく、米国ではVeevaやCiscoのWebEX、MicrosoftのTeamsのようなITツールの普及にともなって自然に医師のMR直接面談に対する需要が減ったのだと思います。

日本でもほっておけばあと7~8年くらいで米国と同じ状況になっていった可能性が高いですが、それが今回の新型コロナによって必要に迫られ、一気に普及したという感じではないでしょうか。

しかし、大事なのは日本でもリモートワークが一気に普及したということではなく、「米国のトレンドは遅れて日本にも来る可能性が高い」ということです。

たとえば、米国のITツールを活用したリモート営業だけでなく、MRの減少も米国のトレンドを数年遅れて追っています。

米国のMR数はすでにピーク時の25%~30%になっていますので、当然日本でもピーク時の25%~30%、つまり2万人前後までこのまま減少を続けていくと予想されるのです。

そして、米国では残った25%のMRの知識や専門性のレベルは非常に高く、特定の疾患や薬物治療に関する知識は専門医と同等もしくはそれ以上のレベルになっていると言います。

なので、次に来るのは米国同様、MRの知識レベルの上昇なのではないでしょうか。

欧米のように、日本のMRも特定の領域に特化して専門性を高めていく流れが起こっていくのではないかと思います。

つまり、同じ領域で何度も転職をして実績を重ねてきたMRほど優秀と呼ばれるように

なり、年収も高くなるという時代が来ると思っています。

一つの会社のみで知識や経験を学ぶより、同じことを複数の会社で学んだ方が理解も深まりますし、幅広い知識が身についてレベルが上がるのは当然です。

転職を全くしていないMRは経験が浅く、実績も少ないと判断されるようになるのです。

「MRが定年まで働くという考えをやめると見えてくるもの」でも書いていますが、米国のホワイトカラーの平均勤続年数は4年、平均転職回数は11回というデータもあります。

そういうことを考えると、今まで主体的にキャリアプランを考えて転職を選択肢に入れず、ただ会社の人事に身を任せて流されてきたMRは、今後社内で評価されなくなった時がMR生命の終わりということになりかねないと予想しています。

ご自身の会社を見て頂くと分かるとおり、上位3割のMRにはサラリーマンとして優秀な方が多いと思います。

MRが3分の1に減っていくのであれば、せめてそのようなMRに肩を並べていなければいずれ淘汰される側に回ってしまうということです。

今後、社内で上位3割の評価が取れそうにないのであれば、転職をして特定の領域に対して多角的な知見を身につけるという選択肢を検討する必要もあるのではないかと思いますがいかがでしょうか。

転職は長期戦

かといって、MRの雇用の流動性は昔に比べると悪くなっています。

ここが今のMRにとって苦しいところです。

米国ではMRの雇用の流動性が安定して高いため、需要と供給のバランスがマッチしています。

だからこそ、転職のチャンスも多いということがあります。

日本は終身雇用制度が尾を引いていて雇用の流動性が極度に悪いですし、5年ほど前までは雇用の需要過剰、そしてこの5年は供給過剰とバランスがとれていないことが転職を難しくしています。

将来的には欧米型の雇用環境に変化していき、バランスが取れるようになるのでしょうが、今の環境でのMR転職はなかなか難易度が高いのが現状です。

かといって転職のチャンスが出てこないわけではないですので、MRで転職したい方は長期戦を覚悟して情報収集をはじめるしか最善の方法というのはないと思います。

魚があまり泳いでいない以上、いつ来るのかという情報をできるだけ多く収集し、来た時に誰よりも早く釣り糸を垂らせるように準備をしておくというのが今のMR転職の極意です。

まとめ

内資系で会社の幹部を目指すような方は1社でキャリアプランを立てるのもアリだとは思います。

しかし、そんな方はごく一部の超優秀な方だけだと思います。

今のように頑張っても頑張らなくても対して給料も変わらないし、昇進もある程度年功序列で順番待ちという状況は日本でもさすがにずっと続いていかないと思っています。

外資系ばかり4社でMRをやってきた私はというと、どこの会社にいたとしても上位3割に入るだけの能力も気力も忠誠心もないですので、頃合いがきたらおとなしく淘汰されようと思っています(笑)。

MRをずっと続けていきたいと思っている方は、会社の幹部候補を目指すか、一つの領域の競合品メーカー全てに転職するくらいの意気込みを持って専門領域MRの中のスペシャリストを目指すかどちらかになるんじゃないかと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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