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アメリカで新卒者に人気の企業ベスト250!製薬会社は入ってる?

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

フォーブスから2020年の新卒入社で人気の企業ベスト250が発表されています。

日本とアメリカは人気企業の傾向がけっこう違うので興味深いですね。

日本では製薬会社って新卒の人気ランキングにあまり入ってこないイメージなんですけど、アメリカではどうなんでしょうか。

今回は、アメリカの新卒入社人気ランキングについて共有したいと思います。

アメリカで新卒の学生に人気の企業はココ!

日本でも多くの学生が来春の就職先の内定をもらっている頃かと思います。

MRは業界全体でこれだけ頭数を減らしていますので、今年の新卒採用も厳しかったんじゃないかとは思いますが、見事内定をもらった学生のみなさん、おめでとうございます。

私は数年異業種で営業をやってからMRに転職しましたが、やっぱり数ある職業の中でMRはいろんなバランスを考えてもトップクラスに良い職業だと思います。

なので、新卒からMRを見つけた方は羨ましく思います。

ただ、今から社会人生活をスタートする方はなおさらのこと、MRに永久就職というのはあり得ませんので、今から5年後、10年後にどうなっていくかを考えておいた方が良いのは間違いないです。

では、アメリカの学生たちはどういう会社を選んでいるのか、ランキングを見てみたいと思います。

都合上、表にはトップ20までを掲載します。

トップ250まで見てみたい方はフォーブスの記事で確認してください。

ランキング企業名業種
1Whole Foods Market小売
2Trader Joe’s小売
3Advanced Technology Services産業保守サービス
4Merck & Co.医薬品
5Carnival旅行
6Edwards Lifescience医療機器
7Sephora小売
8Cisco Systemsソフトウェア
9Pfizer医薬品
10The Hartford保険
11Southwest Airlines輸送
12QuikTrip小売
13Sherwin-Williams建設・石油・ガス
14Raytheon Technologies航空宇宙・防衛
15JetBlue Airways輸送
16Sony電気機器
17Red Robin Gourmet Burgersレストラン
18United Services Automobile Association保険
19Hard Rock International旅行
20Facebookソフトウェア
America’s Best Employers For New Graduates

この調査は2020年の3月~6月に行われているため、新型コロナウイルスの影響で学生の心理的な変化が反映されているようです。

たしかに、アメリカなら就職先として学生に人気があるのもGAFAMに代表されるシリコンバレー企業なのかなと思っていましたが、以外に堅実な企業が並んでいますね。

1位も2位もいわゆる”スーパーマーケット”で、日本ではちょっと考えられません。

唯一、Facebookがトップ20に入っていますが、Appleが33位、Googleが39位、Microsoftが41位、Amazonに至っては174位とGAFAMの中で飛び抜けて下位でした。

では製薬企業はどうかというと、トップ250社の中で6社しかランクインしていませんでした。

ランキング企業名
4Merck & Co.
9Pfizer
30Johnson & Johnson
51Genentech
137Novartis
145Amgen

製薬メーカーって学生に人気ないんですね(笑)。

その中でも、4位のメルク、9位のファイザーがトップ10入りしており、老舗大手の安定感はやはりアメリカ人にも人気なんですね。

しかし、ノバルティス以外はみんなアメリカ企業なのは、やっぱり自国の企業を優先する心理がアメリカ人にもあるのでしょうか?

ちなみに日本の学生に人気の企業は?

アメリカの新卒に人気の企業は新型コロナの影響もあって以外に堅い会社だということが分かりました。

では日本はどうでしょうか。

東洋経済ONLINEに2021年卒業生の人気企業ランキング300が掲載されていますので、アメリカ同様トップ20までを掲載し、リンクを貼っておきます。

ランキング企業名業種
1伊藤忠商事総合商社
2全日空(ANA)空輸
3日本生命保険
4大和証券グループ証券
5明治グループ食料品・医薬品
6博報堂広告代理店
7丸紅総合商社
8大日本印刷印刷
9損害保険ジャパン保険
10日本航空(JAL)空輸
11JTBグループ旅行
12SMBC日興証券証券
13第一生命保険
14ロッテ食料品
15みずほフィナンシャルグループ銀行
16JR東日本企画サービス業
17Skyソフトウェア
18ソニーミュージックグループ広告・放送
19みずほ証券証券
20りそなグループ銀行
https://toyokeizai.net/articles/-/342049?page=3

なんか、私が学生だった20年近く前に見ていたランキングとたいして代わり映えしませんね。

日本の方が未だに大企業志向が顕著です。

製薬会社を確認してみると、たったこれだけでした。

ランキング企業名
220大塚製薬
287アステラス製薬

220位に大塚製薬、287位にアステラス製薬、以上。

日本でも学生には製薬会社は人気が全くないんですね。

私なんかこのランキングでかなり上位の人気企業に新卒で入社したんですが、労働時間は長いわ給料は安いわで製薬会社に転職しました。

だから、誰でも知っている有名大企業が良く見える学生の気持ちはわからなくもないんですが、最初から製薬会社を選べていたらよかったと思いますよ。

製薬会社に内定をもらっている学生の方は本当にラッキーですね。

もちろん、一生安泰という意味ではないですよ。

日本の市場だとMRは3万人以下になっても不思議ではないですし、誰もが何十年も同じ会社に居続けられる時代は終わっていますから。

比較的給与が高めで安定しているという意味でラッキーです。

どこかで流れが変わっても対応していけるだけの資本を作れますからね。

まとめ

アメリカも日本も、学生のうちは社会の生の情報がなかなか取れないですから、外から見えるイメージだけで就職先を決めている感じがランキングから伝わってきますね。

会社のネームバリューだったりイメージで会社を決めても結局は自分が合うか合わないか、

給料に満足できるかできないかは入ってしばらくの間働いてみないとわからないもんですよね。

学生の就職先選びの際には是非ともイメージだけでなく、その会社に入って何がやれるのかを調べてから選んでほしいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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