MRの転職おすすめ

MRをやるなら大手企業の方がオイシイのか

MRの転職おすすめ

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

転職をするときにも、学生の方が就職活動をするときにも悩むことの一つが「大手企業の方が良いのか、中堅でも特色のある企業の方が良いのか」ということだと思います。

「会社員になるならネームバリューがある大手の方が自慢できそうだし、でも中堅の方が風通しが良くて働きやすそう」ということで、複数の会社に内定をもらったりすると悩みます。

日本人は大手志向が強いですが、本当に大手の方がオイシイのでしょうか。

今回は外資系大手と中堅の両方を経験した筆者が、大手企業の方が良い面、中堅の方が良い面について取り上げてみたいと思います

大手の方が良い面

まずは大手の方が良い面について取り上げてみたいと思います。

給料が高い

30代前半くらいまでの世代の方ならもれなく親や社会から「大手の会社に入社したら人生大成功」という情報を入力され続けて育ってきているんじゃないかと思います。

私も大学の就職課で「大手企業と中堅以下の企業とでは40代くらいから年収が300万円~400万円は差がつく。生涯年収では1億円くらい差がつくこともあるから狙うは大手企業だ!」と言われたことが記憶に残っています。

実際、2019年の各製薬会社の平均年収をみてみると、大手では第一三共が1,126万円、武田薬品が1,091万円、アステラス製薬が1,088万円なのに対し、中堅以下をみるとゼリア新薬が702万円、興和が688万円、久光製薬が664万円とたしかに40歳代になると300万円以上の差がついています。

【2020年版】製薬会社年収ランキング 1000万円超えは11社 中外も大台に…トップは今年もソレイジア | AnswersNews
11社が1000万円を超え、中外製薬も大台を突破しました。1位は4年連続でバイオベンチャーのソレイジア・ファーマ。アンジェスが340万円増で2位となりました。

日本では特に内資系は営業成績が良くてもボーナスなどにはそれほど大きな差がつかない会社がほとんどですから、もらえる給与は会社によってかなり差が出てきてしまいます。

給与が高いというのはほぼ間違いなく大手の方がオイシイ点です。

福利厚生が良い

給与以外の手当や制度などの福利厚生についても大手の方がオイシイものが多いというのが一般的です。

日当では高い会社では3,600円、低い会社だと2,100円と差があります。

福利厚生は大手の方が健康保険組合が自社グループの健保組合だったり、家賃手当の上限金額が高かったり、いろいろと金銭代替性の高い制度があります。

ただ、外資系よりも内資系の方がいろんなものがあるイメージがありますので、福利厚生を重視する方なら外資大手よりも内資系の方が合っているかもしれません。

長期的には改悪されたり廃止されたりする可能性がありますので、あまり福利厚生を気にして会社を選ぶのはお勧めしません。

ネームバリューがある

私は中堅の外資系から大手外資系に転職しましたが、これが一番良い点だと思いました。

会社のネームバリューというのは仕事をするうえで間違いなく大きな武器になっています。

転職してその威力を実感しました。

同じような立ち位置の製品を担当しても、大手というだけで医師や薬剤師からの認知度が違いますので印象に残りやすいです。

また、卸からの優先順位も高いですので数字を作るのも楽です。

会社のネームバリューは自分の努力でカバーできますが、その余分な努力をしなくても済むというのはすごく大きかったです。

だから、中堅企業で顧客から評価が高い人は大手に転職したらもっと成果が出せることが多い。

そういうMRの方はチャンスを伺って大手に転職した方がオイシイ思いができるんじゃないかと思います。

中堅の方が競争率が低くて早く出世できるんじゃないかと思うかもしれませんが、同じように高い評価を得られるなら大手の方がポジションの数が多いので早く出世できます。

中堅の方が良い面

次に中堅の方が良い面について考えてみました。

年功序列色が強い

中堅企業では大手よりも社員同士の競争意識が社風としてない会社が多く、昇給や昇格に年功序列色が強く残っている会社が多いですね。

若い人がたくさん出世していたり、競争が激しい社風の会社は社員同士の関係がギクシャクしていたりするので、競争が少なくて社員同士の仲が良い会社は中堅の方が多いです。

転職などをせずなるべく1つの会社で長く勤めたい方にとっては、社内でよけいな消耗をしなくても良い中堅の方が合っていると思います。

リストラが少ない

特に内資系は大手と中堅とを比べてみると、中堅の方が圧倒的にリストラが少ないです。

武田薬品、アステラス製薬、エーザイ、中外製薬、大日本住友製薬、田辺三菱製薬、協和キリンなど、大手はここ数年で軒並み早期退職を実施してMRを減らしていますが、中堅は大正製薬HD、鳥居薬品、日本ケミファくらいで、ほとんどMRを減らしていない会社は多いです。

営業利益率が高いわけでもないのに売上が下がったときもずっとMRを減らさない会社があるのは不思議だとすら思いますが、なんにせよ社員にとってリストラがないのは働きやすいということは間違いないことです。

しかし私はこれからもずっとこれが続く可能性は低いと思っています。

多くの製薬企業のトップが今のMR数を維持するのは難しいとコメントしていることを考えると、大手も中堅も今後はMRを減らさないと生き残っていけないんじゃないかと思います。

株式上場企業である以上、株主からの圧力もかかるでしょうし、中堅だけがMRを減らさなくてもやっていけるということはないはずです。

自分の提案などが通りやすい

大手だとどこの部署も人数が多いため、1人の意見や提案などが通りにくいです。

社員数がこじんまりと少ない会社ほど、自分の話が他部署や本社に届きやすいので、社内で目立ちたいと思っている方は社員数の少ない会社の方が良い可能性があります。

これは社風にもよるところがありますので、大手でも風通しの良いことをウリにしている会社があって、社員の意見を積極的に吸い上げている会社もありますが、外資系は大手はほとんどトップダウンで下の意見は聞き入れませんので、自分の意見を会社に反映させたい方は内資系中堅が合っているのかもしれません。

まとめ

大手と中堅はそれぞれの良いところがありますが、給与面なら大手、仕事のやりがいや保守的な性格なら中堅を選ぶのも良いかも知れません。

お金の面を少しでも考えるなら間違いなく大手です。

ただ、最近は内資系、外資系ともにバイオベンチャーの給与が高い傾向にあります。

私も転職して4社の外資系企業を渡り歩きましたが、今のベンチャー系はどこの大手よりも平均年収が高いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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