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MRが転職する際の退職理由は本当のことを言うべきか

MRの年収

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

MR転職をしたことがある方は、会社を退職する際には転職する会社まで本当のことを言った方が良いのか、それとも言わずになんとなくごまかして置いた方が良いのか迷った経験があるかもしれません。

私は3度のMR転職の経験がありますが、毎回迷いました。

これから転職する方がいたら参考になるかもしれませんので、私の退職時の経験について共有しておきたいと思います。

転職先は言うべきか

結論からいうと、周りの社員によって言うべきか言わないでおくか決めた方が良いです。

そもそも会社に対しては退職する際に退職理由など正直に話す必要はまったくなく「一身上の都合」で良いですから、退職後に何をするかということについても本当のことを言う必要はありません。

ただ、一緒に仕事をしてきた上司や内勤者の方、営業所内外の社員に対しては、できればあまり嘘はつきたくないものです。

同業他社に転職するということを話して理解してくれ、心よく送り出してくれるのなら当然本当のことを話しておいた方が後々のことを考えても良いということは間違いありません。

ただ、全てのケースで社内の誰もが理解して応援してくれるというわけでもありません。

特に、競合メーカーに転職する場合や、自分の担当製品の競合メーカーでなかったとしても、会社として中心的な製品で競合している会社に転職する場合などは、中には必ずと言っていいほど良く思わない人がいます。

「裏切り者」と言ってくる人もいますし、「転職先で会社の情報を漏らすかもしれない」などと考えて悪い噂を流してくる人がいないとも限りません。

そういう人がいた場合、転職する会社を知られてしまうとその会社の社員に先回りでアクセスして根も葉もない悪評をでっちあげられるかもしれません。

この業界は狭いですからどっちにしてもいずれは転職先の会社を知られるものです。

転職してある程度その会社で信頼を構築していれば弁解などはいくらでもできるのですが、転職時に悪い印象から入ってしまうと、取り戻すには相当な時間がかかってしまう可能性があるので厄介です。

なので、自分が他社に転職するということを悪く思う人が社内にいるのであれば、場合によっては嘘をついて退職した方が良いケースもあると思います。

私の退職時のケース

私は3度製薬会社を退職していますが、その際には本当のことを言ったケース、言わなかったケースの両方を経験しています。

それぞれのシチュエーションについて紹介したいと思います。

転職先を伝えて退職したケース(1社目の退職時)

1社目の製薬会社では、私は異業種から中途入社で入って右も左もわからないような状態でした。

でも新人と違って中途として即戦力で入社しているのでとにかく成果をださないといけないという焦りもあって、ガムシャラに仕事しました。

中途入社と言っても、異業種の会社を2年経たずに辞めているので年齢は新人とほとんど変わりませんでしたし、一番下の立場だと思ってやっていたこともあって、私に世話を焼いてくれる先輩方もたくさんいました。

そういう流れでやってきた会社でしたので、あまり周囲に天敵らしき人がいなかったです。

また、1社目の会社は買収されることが決まっていた中で退職を決意したということもあって、転職する決断をしたとしても誰も責められないという空気がありました。

だから、聞かれたときには堂々と転職先の会社を伝えて退職しました。

当然、元いた会社の先輩MRの中には転職先の会社のMRと仲良しの人もいましたし、私が配属されることが決まったエリアの人とすぐに情報交換できる環境にありました。

でも1社目の製薬会社を退職するときには自分で言うのもなんですが、惜しまれつつ辞めたというか、社内のいろんな人に引き留められながらそれでも辞めると決意して、「そうか、それなら次の会社でも頑張れよ」ということで応援もしてもらうことができたので、むしろ転職先の社員の人には良いことを言ってもらえたようです。

なので転職直後はちょっと過大評価されていたかもしれません(笑)。

退職する会社の職場で上手くいっていたのであれば、転職する会社を打ち明けたとしても応援してくれる人がほとんどですし、フォローしてくれる人もいるのでわざわざウソをつく必要はないです。

転職先を伝えずに退職したケース(3社目の退職時)

逆に、3社目の会社を退社した時はほとんどだれにも転職先を伝えませんでした。

そこの会社は非常にドライな社風の会社だったことで社内の人間関係が希薄だったですし、ギスギスしていて足の引っ張り合いも横行していたので周囲の社員を信用することが難しいような会社でした。

面と向かってはニコニコしてくるのに裏では人の悪口を平気で言ったり、上司にネガキャンしたりして自分以外を蹴落とそうと必死な人ばかりでした。

直属の上司も人格が崩壊しており、営業所の中で誰か1人ターゲットを決めてはいびり倒すような悪質な趣味を持っていたので、正直に転職先を言おうものなら、あらゆる手を使っていやがらせをしてくることが目に見えていました。

私も職場では表面上上手くつきあうようにしていましたが、誰か1人にでも転職先を話してしまったら、次の瞬間にはあっという間にウワサが回りかねないと思うと怖かったので、転職する時には社内の誰一人言わないで退職しようと心に決めました。

それまでの経験から、直属長に退職の意思を伝えた時には必ず次の会社はどこかと聞かれることがわかっていましたから、「まったく違う業界の会社に転職する」と言おうと決めていました。

退職することを伝えたあと、面談した際にそう言ったら、「他の業界に転職したら年収が下がる。本当にそれでいいのか?」と心配され、部下が退職するという、責任者にとってはマイナスでしかないことであるにもかかわらず、意識をそらすことに成功しました。

本当は同業他社に転職するのですからいつかはどこからか噂が回ってバレるのはわかっていましたし、そのときには上司の怒りが倍増する可能性もありますが、それはだいぶ後になるだろうということ、また仮にそうなったとしてもその時にはすでに私への関心がなくなっている可能性も充分にあると思ったので、ウソをついたまま退職することがベストと判断しました。

後で聞いた話ですが、思っていたとおりその元上司が私がバリバリの同業他社に転職したのを知ったのは半年以上後でしたが、そのときにはすでに半分笑いながらの反応だったようで、ウソをついて辞めたことは今でも良かったと思っています。

まとめ

自分が目をかけてきた部下や後輩MRが同業他社に転職するというのは、たしかにその立場の人たちからするとあまり面白いことではないかもしれません。

会社の社風によっても全然違ってくると思いますが、転職者を暖かく送り出す文化の会社もあれば、現場の社員だけでなく本社までやたらと冷たい会社もあります。

ウソをついてもいずれはバレるので、できれば本当のことを言って後腐れなく退職したいですが、もしも感情的になっていやがらせをされたり、腹いせに転職先の社員にネガキャンをされたりするかもしれないと思うと怖いものです。

最近は退職代行というビジネスも成り立っているくらいですから、退職時に悩んでいる方は相当多いというのもわかる気がします。

ウソをつくことで誰もが損をしないのであればそうするのも一つの選択肢ではないかと思います。

上司にとっても、「親族の仕事を手伝わなければならなくなった」とか「まったく違う仕事にチャレンジしたい」という理由で退職されるのであれば自分の責任ではないことを会社に説明できますので、傷をつけないようにすることができます。

私の体験や感覚が誰かの役に立てましたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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