こんにちは。
現役MRのリョウタです。
このブログでも何度も言ってしまっていますが、私は異業種からMRに転職し、その後もMRとして3度転職しています。
転職すると、会社も製品も代わりますし、新たな人との出会いがあって刺激を得ることができます。
しかも、MRの転職だと基本的にやることは変わりませんので、自分のやり方が固まってくるとそれほどストレスにはなりません。
待遇は場合によっては上がりますし、自分のやってみたかった領域に転職することができればメリットが多いと思うのですが、なぜか自ら転職活動をする人はそれほど多くありません。
なぜ多くのMRの方が転職に躊躇してしまうのかについてちょっとだけ考えてみましたので共有します。
MRが転職で躊躇する理由とは
私は新しいことをするのが好きですし、同じことを長く続けていくと大抵のことは飽きてしまいます。
なので、せいぜい5年くらいで新しい会社に転職するのが理想的じゃないかと思っています。
アメリカではサラリーマンの平均転職回数は11回だそうです。
日本とアメリカとでは労働法や雇用の流動性などが全然違いますので、比較することはナンセンスかもしれません。
それにしたって、高校や大学を卒業して1回も転職せずに同じ会社で定年退職を迎えるというのが普通だと考えるのも、ちょっとどうかなと思いますが。
しかし、以前にMRで転職を一度もしない何人かの同僚に聞いてみたことがあるんですが、返ってくる答えというのはほとんど同じだったんですよね。
その答えというのは、「転職して失敗したら取り返しがつかない。」という感じのものでした。
たしかに、転職して「ちょっと失敗したかな?」と思うことはそれなりにあり得ます。
しかし、誰にとっても完璧な会社なんて存在しないですから、「もし失敗したら嫌だな・・・。」と思って転職すると、どんな良い会社でも粗探ししてしまって失敗した気持ちになると思います。
そもそも、今の会社で完全に満足している人というのは非常に少ないと思います。
その中で、一番納得できないところを満足に変える転職をすることができたら、他のことが少々不満でもトータル的には満足できると思います。
私の場合、もっとも重視していたのはズバリ「給料」でしたので、年収を上げることができて満足でした。
本社の戦略がダメダメな会社だったり、社内の人間関係がギスギスした会社だったり、いろんな会社がありましたが、給料が上がっていればトータル的にはOKだと思えました。
誰でも1つや2つはそんなこだわりがあると思うので、それを追求した転職活動をしていればいつかは見つかると思うのですが、ほとんどの人はやらないですね。
「良い会社があったら転職したいと思うけど、今はまだ転職するタイミングじゃないかな。」
ということを言う人も多いのですが、こういう人はまず転職することはないですからね。
結局、「今の会社は満足していないけど、どうにも我慢できない程でもないし、かといって転職のリスクは負いたくない」という人が大半なんだと思います。
転職の面白さを伝えたいのですが、結局根本的に安定志向の人にはなかなか伝わらないので難しいですね。
まとめ
考えてみましたが、結局なんで転職に躊躇する人が多いのかわかりませんでした(笑)。
今はMRの募集も多くないですし、競争率も上がっているので、あまりこんなことについて考えても仕方ないかもしれないですね。
転職したいと思っていても、今の会社に留まっている方が吉である場合もある局面だと思います。
完全にマンネリ化してしまってモチベーションが下がっているけど、MRの仕事自体は嫌いじゃないというMRにとって、転職は絶対に良いと思うんですけどね。
最近転職したMRの知人に話を聞いていても、年収はほとんど変わらないかむしろ少し下がったという人が多いみたいです。
今は転職志望者が多いので、企業は高い年収を提示しなくても候補者が殺到する時代です。
給料を上げたくて転職を志している人にとっては厳しい環境ですね。
ちなみに、中途の募集は外資系が大半だと思いますが、内資系から外資系への転職は社風が大きく変わりますのでおすすめです。
あと、募集自体が絶対的に少ないので、MRの転職は昔よりも圧倒的に気長にやるべきです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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