こんにちは。
現役MRのリョウタです。
みなさんは、「出会えて良かった!」と思うような上司っていましたか?
私はMRとして10人以上の上司と一緒に仕事をしてきましたが、そう思えるのは2~3人でしたね。
単純に自分と合う合わないっていうのももちろんあると思いますが、やっぱり仕事の上でプラスの影響を与えてくれるかどうかだと思います。
今回は、今まで一緒に仕事した上司で「こんな上司と働けて良かった」というのを挙げてみたいと思います。
目次
こんな上司と一緒に働きたい

今までのMR生活で10人以上の上司と一緒に仕事してきましたが、部下のMRから「良い上司だ」と言われる人はやっぱり多くないですよね。
それだけMR側から見て良い上司になるというのは難しいんでしょうね。
基本的には会社にとって都合が良い社員を選んでいるのですから、MRに好かれる要素を持つ必要はないと考える人の方が多いのは頷けるところです。
それでも下記に挙げたような要素を持っている上司というのはMRからも慕われますし、多くの管理職の人ができない能力を持っていると言っていいんじゃないでしょうか。
1.会社に「間違っている」と言える
残念ですがこれができる管理職はほとんどいません。
特に外資系では基本的に本社の力が強いため、現場の管理職はイエスマンになりがちです。
間違っていようがいまいが会社から降りてきたことをそのまま部下に投げつけ、自分は会社に忖度して大げさにアピールする・・・、というような管理職がなんと多いことか。
そんな中、本社に対して間違っていることは「間違っている」と言える管理職の人はMRから見ると輝いて見えます。
面と向かってはっきりと間違っていると言わなくても、現場でやったらマイナスになることや筋が通っていないことはやったような顔をしてくれたりして、本社と現場のバランスを取ってくれるだけでも全然素晴らしい上司だと思います。
私はこれが管理職に一番必要な要素だと思っていますし、これができる上司なら他はどうでもいいです。
それすらできず、上司自身おかしいと思っていても真顔でMRにそのまま投げつける人が大半ですからね。
その時点でそんな上司には協力したくなくなりますよね。
2.細かいことを気にしない
イエスマンに多いのが、どっちでもいいような細かいことを評価しようとする管理職の人です。
コインパーキングの時間と入力した日報の時間や場所が一致しているかとか、経費精算の題名を揃えろとか、そんなのを見ることに時間を使えるなら現場に来いよと。
人間ですから、細かいところまですべて辻褄が合う人なんていほとんどいませんし、多少言ってたことを覚えてなかったり違っていたりします。
そんな小さなことを気にしない人やいちいち指摘してこない人が上司だと、重要なことに時間を使うことができます。
本当は修正しなきゃ会社に報告できないことなんだとしたら、部下全員分を確認しないといけないので上司の負担になってしまうんでしょうが、そこを黙って直しておいてくれる上司は器がデカいと思います。
3.偉そうにしない
やっぱり、管理職だからこそいつでも親身になってくれる人が良いに決まっています。
簡単なようで、会社という組織の中では難しいんですかね。
部下の感情的な部分を軽視して、会社の方だけに顔を向けていればいいと思っている人が多いですから。
私が一緒に仕事した上司の中では1人だけとても偉そうな上司がいました。
詳しいエピソードはこちらの記事で書いています。
何かを勘違いして高圧的な態度を取る人はいつでもどこでも一定の割合でいますが、管理職という肩書きを持つと非常に厄介です。
あたりまえですが、偉そうな態度を取ってくる人とは上司でなくても一緒に仕事したくないですよね。
4.一緒に現場に関わってくれる
当然、部下の現場に絡んでくれる上司と一緒に仕事したいと思いますが、中には全く現場に絡んできたがらない人がいるんですよね。
少なくとも、自分の担当で特に重要な医師数名とは頻回に同行してくれてそこそこ顔を打ってくれるような上司は最高です。
あと、上手くいかない顧客なんかには一緒に対策を練ってくれるなんていうのもありがたいものです。
現場のことたいして知らないのにダメ出しだけして肝心の方法については全く語らない上司はただの憂さ晴らししてるだけですから。
5.モチベーションに波があることを理解してくれる
会社員の場合、予定を立てる時には基本的に余白がないようにするのが基本です。
月曜日から金曜日までの予定を作成して提出を求められても、余白がないようにパンパンに予定を書き込んで提出します。
皆さんもきっとそうしているでしょうが、ほとんどの人はその予定をすべて消化することは不可能だと思います。
人間ですからモチベーションが上がらない時もありますし、なんとなく体調が悪い時もあります。
私が新人だった頃に所長だった人は、「本当に疲れた時や気が乗らないときは帰って休め!」とよく言っていました。
管理職として自分の部下にそう言える人ってスゴイと思います。
そう言ってくれるからこそ、疲れていない時には余計に頑張ろうという気になりますから。
まとめ

営業所長ってほぼMRから昇進する人ですから、結局はMRだった頃に思っていたことを所長になって実践できるかどうかですよね。
所長になった途端、MR時代に不満に思っていたことはすべて忘れて会社のイエスマンになったり、裸の王様になったりする人の方が多いのが現実です。
だから10人以上上司が代わっても2~3人しか一緒に仕事できて良かったと思えるような上司がいないんでしょうが、みなさんはいかがですか?
管理職を目指している人はぜひ上記のような上司になってくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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