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デンマークのバイオテクノロジー企業ジェンマブが日本法人設立!MR転職のチャンスか

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

今年もまた、日本へ新規参入するバイオ企業が現れました。

デンマークのジェンマブが日本法人を設立し、自社販売の体制を構築すると発表されました。

ジェンマブはオンコロジー製品を得意としていて、すでに導出品が多数ありますし、パイプラインも豊富で期待が持てます。

オンコロジーMRの方や、外資系のバイオ企業への転職を考えている方は良い案件になるのではないでしょうか。

ジェンマブとは

ジェンマブは1999年にデンマークのコペンハーゲンで設立されたバイオテクノロジー企業です。

デンマークといえば1923年に設立された老舗企業のノボ・ノルディスクが超有名ですが、ジェンマブはそれに比べるとまだ若い企業です。

抗体医薬の開発に特化した企業で、オンコロジー製品を中心に多数の開発品目を持っています。

グローバルで既に承認されている薬剤は、日本でも発売されている多発性骨髄腫のダラツムマブ、それから慢性リンパ性白血病のオファツムマブ、そして甲状腺眼症(TED)のテプロツムマブなどがあります。

開発中のパイプラインは20以上ありますし、その多くはジョンソン・エンド・ジョンソンやアッヴィ、ノバルティスなどのメガファーマと共同開発しており、有望な品目が目白押しです。

米国のナスダック(ティッカーシンボル:GMAB)に上場しており、株価も順調に伸びています。

若いバイオ企業ですが、複数製品かしているだけあって業績の方はすでに黒字化しており、売上高や営業利益などは順調に伸びています。

売上高規模は同じ国のノボ・ノルディスクと比べても2~3割、日本でも日本ケミファくらいの会社ではありますが、ここ10年近く毎年平均すると40%くらいの売上高成長をしており、ハイペースで成長している会社です。

日本法人は2019年に設立されており、それまでマリンクロットファーマの高木実加社長が移籍しジェンマブ日本法人の社長に就任されています。

今年の1月11日に国内で第一種医薬品製造販売業の許可を取得したことで、自社販売体制の構築開始となったようですね。

ジェンマブ日本法人がいろんな職種を募集中

ジェンマブ日本法人はすでにHPもできており、「キャリア」のページにはさまざまな職種の募集が掲載されています。

ジェンマブHP:https://genmab.co.jp/

ただ、この中にはまだMRの募集は掲載されていません。

いつもの流れだと、本社のマネージャークラスから集めておいて、その後にMRの募集がきますからね。

自社販売することが決定しているんですから、まず間違いなくMRの募集が始まると思います。

転職のエージェントの方に聞いてみましたが、まだエージェントが取り扱うのかどうかもわからないみたいですね。

気になるのは給料ですが、ウワサによるとけっこう高いみたいです。

おまけにRSU(Restricted Stock Unit:譲渡制限株式ユニット)もあるみたいですので、会社が成長していくとありえない年収になる可能性も秘めていますね。

ただ、人数についてはどのくらいになるかが問題です。

自社販売と言ってもジェンマブは共同開発している製剤が多く、国内でも共同販売になる可能性が高いような気もします。

また、ニッチな製品が多いので人数もそこまで多くないのではないかと思います。

おまけに、ジェンマブは米国ですでに3製品も発売しているにもかかわらず、グローバルでわずか550名ほどしか社員がいません。

そんな少人数主義の企業が日本法人だけ200名も300名も集めるとは思えませんので、MRはせいぜい20名とかそのくらいなのかもしれませんね。

どちらにしても、昨今のMRリストラで転職市場に希望者はあふれかえっていますから、ジェンマブに興味がある方は、今から職務経歴書などを用意しておいて、募集開始されたら秒速で応募できるようにしておいた方がよさそうです。

これは人気化しそうですから、間違いなく速さが求められる案件ですね。

まとめ

小規模なバイオ企業は人数が少なすぎてMRがやらなくてはいけないことがめっちゃ増えますから、文句を言う人もいますが、やっぱり給料が高いので満足度は高いです。

全てのことが大手のようにシステム化されていませんから、なんか曖昧だったり、人によって判断が違ったり、つい先日まで〇と言っていたことが突然×になっていたりと混乱することばかりですが、そんな環境を楽しめる人はオモシロいと思います。

ただし、武田薬品に買収されたシャイアーやブリストルに買収されたセルジーン、アストラゼネカに買収されたアレクシオンなどのように、良いバイオ企業はメガファーマに買収される可能性が高いですから、そのへんは覚悟しておく必要もあるかもしれません。

少し前までは買収されたらまた他の会社へ転職すればいいやくらいに思っていればよかったのですが、今は募集が少なくなっていますから簡単に転職できませんからね。

それを差し引いても面白い会社なので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

募集はエージェントを通すのかどうかはまだわかりませんが、通すとすればランスタッドなどは可能性が高いんじゃないかと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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