MRのアーリーリタイア

FIREしたいMRが覚えるべき「4%ルール」とは

MRのアーリーリタイア

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

前回はFIREとは何かについて記事にしました。

FIREが何かについてまだ知らないという方は、こちらの記事もどうぞ。

FIREは日本でも少しずつ知られてきていますが、要するにアーリーリタイアメントのことで、日本の古い言い方でいうと「脱サラ」のことですね。

最近では20~30代の若者を中心にFIREをしたいという人が増えてきています。

私ももちろんそのうちの一人です。

では、FIREしたいという人は具体的にどのくらいの資金を用意すればできるのでしょうか。

それには「4%ルール」という手堅いルールが注目されていますので、是非参考にしてみてください。

FIREの目安となる「4%ルール」とは

経済的に雇用されて働かなくてもよい状態で早期にリタイアをしようというのがFIREですが、それを実現しようとするとどうしてもある程度の資産が必要になります。

ひと昔前は「アーリーリタイアをしようというなら、必要金額は1億円以上だ」とか、「いやいや、3億円が最低限必要だ」とかいろいろ言われていました。

しかし雇用されなくても生活していけるだけの資産額というのは、リタイアしたい年齢にもよりますし、独身か家族持ちかによっても全然違ってきます。

そこで指標となるのが「4%ルール」です。

4%ルールはアメリカのテキサス州にあるTrinity Universityで研究された結果で、「Trinity Study」と呼ばれる、その筋ではかなり有名な研究によって導き出されています。

Trinity Studyは、1926年から1995年の約70年間の米国の株式市場および債券のデータを基にし、それぞれ〇%と△%に分けて投資しながら毎年□%ずつ取り崩した場合、何%の確率で30年後に資産が0にならないかについて研究しています。

Philip L. Cooley, Carl M. Hubbard and Daniel T. Walz 1998,‘Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable’ , AAII Journal February 1998, P17

この研究によると、毎年資産を取り崩す割合が3%の場合にはどんな割合で投資を行っても100%の確率で30年後に資産はなくならず、4%の場合には75%を株式に投資して残りの25%を債券に投資した場合は100%、100%株式に投資した場合でも95%の確率で30年後に資産が残っているという結果になっています。

さらにそれだけでなく、75%を株式投資、残りの25%を債券に投資した場合、毎年4%ずつ取り崩していても30年後には資産がアベレージで約9倍、最低で約1.5倍、最高だと約16倍以上に増えるという驚きのデータが出ています。

Philip L. Cooley, Carl M. Hubbard and Daniel T. Walz 1998,‘Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable’ , AAII Journal February 1998, P21

引用元の論文はこちらになります。

この研究から、資産を元に投資しながら4%を取り崩してもほぼ100%近い確率で資産が減ることがなく、逆に数倍に増える可能性が高いということが判明し4%ルールが注目されるようになってきているのです。

この研究はかなり長期のデータを元に計算されていますので、信頼性は高いのではないでしょうか。

さらに、Trinity Studyをさらに長期間フォローしたデータも発表されています。

こちらは1871年から2016年までとさらに長い期間の米国株ETFと米国債のデータを基にして、さらに長期の60年後までの資産残確率を、上のTrinity Studyと同様のデータを分析しています。

The Ultimate Guide to Safe Withdrawal Rates – Part 1: Introduction
Welcome! You probably landed on this page because you clicked someone’s link to my Safe Withdrawal Rate Series. Thanks for stopping by! This series has now grow...

4%を毎年取り崩した場合に資産が0にならない確率はTrinity Studyより若干落ちていますが、それでも高い確率で資産は0にならないことがわかります。

資産を100%米国株ETFに投資して毎年4%を取り崩して生活していても、60年後までおおむね9割の確率で資金は0になっていないというのは衝撃的です。

いくらの資金があればFIREできるのか

では、具体的にいくらの資金があればFIREして自由な生活を送れるのでしょうか。

例として、月々の支出はおよそ35万円の4人家族の場合をあげてみます。

この家族の年間の支出は420万円です。

この420万円が4%になる資産を作ることができれば、この家族はFIREすることが理論上可能になります。

420万円 × 25倍 = 1億500万円

ということで、この家族の場合は1億500万円の貯蓄があればほぼ一生減らない資産を作ることが可能になり、FIREすることができるというわけです。

独身の場合はもっと少ない金額でいけます。

月々の支出が20万円の独身貴族MRがいたとします。

この独身貴族MRの年間の支出は240万円です。

240万円 × 25倍 = 6,000万円

これなら、MRなら頑張ればイケる人たくさんいるのではないでしょうか。

最近流行りの希望退職をもらえば一気に達成できそうですね。

実際には病気やけがなどで臨時出費があったり、ちょっと奮発して海外に旅行に行ったりしたいということもあると思います。

そういう時には一時的に仕事をすれば数十万くらいならすぐに稼げます。

年間240万円が必要な独身者なら、年間で80万円稼げば1%分を補助することになるのですから、さらに資産が0にならない可能性を向上させて資産を守ることもできます。

そう考えるとかなり自由度が高いですよね。

まとめ

年間で必要な金額の25倍を貯金によって貯めることができればFIREが可能になるというのは非常に明確な目標になります。

個々のライフスタイルで必要な金額が違いますが、ゆとりをもってFIREしたい方は多めに見積もって貯蓄し、できる限り早くFIREしたい方は会社を辞めた後でも何かしらで収入を得られればどんどん資産の堅牢性が高くなります。

この4%ルールを使うにはFIRE後の株式投資が必須になりますので、今から少しずつはじめてみるのが良いと思います。

株式投資がはじめての方は、手数料が激安でしかも米国株ならなんと手数料¥0のDMM.com証券が始めやすいと思います。

参考になりましたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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