MRの転職理由

現役MRが転職した時の体験談を語る その3

MRの転職理由

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

「現役MRが転職した時の体験談を語る その1」「現役MRが転職した時の体験談を語る その2」で私の3度の転職体験で得たことを共有させて頂きました。

2回目のMR転職でオンコロジーMRから希少疾病薬MRに転職したのですが、その後のことといよいよ3回目となるMR転職のときのことについて共有してみたいと思います。

2回目のMR転職のその後

オンコロジーMRから希少疾病薬MRに転職して、仕事のやり方が全然変わりました。

オンコロジー製品も顧客と面談するときは投与される患者さんのことを思い浮かべながら話ができますし、「こういう患者さんには貢献できる」「こういう患者さんにはちょっとお役に立てないかもしれない」というディスカッションができることが多いです。

そこがプライマリー製品ではなかなかそういう話にはならなかったですので、仕事していてやりがいを感じるところでもありました。

しかし、最近はオンコロジー製品も多くの会社がどんどん新しい製品を上市しているので競合が激しく、患者さんの話になるよりも先に競合製品との比較を前提にした話になってしまうので、少し営業的なというかポジショントークをしなければならない機会が増えていきました。

そういう状況でしかもオンコロジー製品になるとMRとしての実力というよりも製品の実力の比重が圧倒的に大きいので、製品力で劣っていればどんなに綺麗ごとを並べてもなかなか処方が覆ることはありませんし営業トークが余計にうさん臭くなってしまいます。

ところが希少疾病薬だと競合製品がほぼないですから、顧客との全ての会話は患者さんのことに終始できますし、医師や薬剤師、看護師や検査技師などさまざまな職種の医療関係者から依頼が来たりして必要とされることも多いです。

希少疾病薬MRに転職してからは、「ウチの薬の処方をお願いします!」というようなセリフは使った記憶がないですし、患者さんの話の他には国内外の学会での最新情報や安全性に関する情報などで医師と話をすることがほとんどです。

まさにプライマリーMRをやっていた頃に思い描いていた理想のMR活動そのものという感じなのが希少疾病薬MRでした。

同じMRをやっていてここまで仕事内容が違うかと思うほど立ち位置が変わりますので、プライマリーMRをやっていて「思い描いていた仕事と違うな・・・」と思っているMRの方がいたら、是非そういう製品の部署に異動を希望してみたり、他社への転職を考えてみると良いと思います。

3回目の転職をした理由とは?

私自身、希少疾病薬を扱える3社目の製薬会社には充実感もありましたし、満足でした。

給料も額面で950万くらいだったと思うんですけど、そこまで不満はありませんでした。

製品も良かったのでMRとしては活動しやすかったです。

じゃあなにが不満だったのか思われるかもしれませんが、当時の状況にネガティブな感情があって3回目の転職をしようと思ったわけでは本当になかったんです。

ただ、やっぱり新しい環境には常に興味があって何社もの転職エージェントの人といつも情報交換はしていました。

大手がスペシャリティ領域の新部署を立ち上げてMRを募集するらしいとか、新しい治療薬を持っている会社が日本に新規参入するらしいとかというのを聞くとすごくワクワクしていたんですね。

なので、入社するかどうかは後回しにしてそういう会社がMRを募集するとなったらとにかく応募して面接を受けに行っていました。

5年以上前の当時はまだベンチャーのような会社が日本法人を立ち上げてMRを募集し始めてもそれに反応して真っ先に応募するMRは今ほど多くなかったため、面接官にすごくチャレンジ精神が旺盛な印象を与えることができたんですよね。

だからベンチャー系の会社は面接でほぼ落ちることがありませんでした。

大手の会社で1回落ちたことがありますが、面接をたくさんすることで場数を踏むことができ、面接になれることができたのも良かったと思います。

まあ、それで内定をもらっても最終的に条件が合わなかったりして入社するところまではなかなかいきませんでした。

ところが、興味を持ったあるベンチャー系の会社に内定をもらったときに、提示してもらった条件がそれまでよりもかなり良かったんです。

新規立ち上げの部署ということで、内定を受けた順番がかなり早かったこともあって勤務地まで希望を聞いてもらえるということでしたし、提示された年収も1200万円と当時の950万円くらいから125%ほどアップでした。

ベンチャー系の会社だと給料は上乗せで提示してもらえるところが多かったのですが、それでもだいたい10%程度で良くても15%くらいだったので、それにはちょっと驚きました。

提示された給料が良かったのと勤務地の希望を聞いてもらえるという2つの好条件が重なったので、現状に不満がなかったにもかかわらず転職してしまいました。

敢えて言うと、転職前の会社は社内的な雰囲気が殺伐としていてあまり好きではなかったので、そういうところでブレーキがなかったということもあったかもしれません。

それでも総合的には不満がない会社でしたが、そういうパターンもあるんだなということで良い経験でした。

3度転職して感じたこと

3回目の転職を経て現在は4社目の製薬会社でMRをやっています。

日本のサラリーマンは終身雇用制度の影響で転職する人が他国に比べてまだまだ少ないですし、会社によっては出世の面で生え抜きを優遇する「生え抜きの特権」が残っています。

それがいつまで続くのかはわかりませんが、一度見切りをつけて手放してしまえば、あとは自分のやりたいようにやりやすくなりますので自由度が高まります。

転職をして給料が上がれば若いうちに多く稼げるようになりますし、その後の選択肢を増やすことも可能になってきます。

実際、私も30前後で人生の価値観が変わってきましたし、結婚したり家族ができたりしても大きく考え方が変わったりしています。

「1つの会社の中でなんとしても結果を出したい」とか「同期よりも早く出世して管理職になりたい」みたいな価値観は20代後半までで、転職や結婚などによってもっと広い世界に出られるようになりたいと思うようになっています。

それに合わせていろいろな方向に動けるようにするためには、会社に依存し過ぎない方が良いと思っています。

MRが定年まで働くという考えをやめると見えてくるもの

人生を80年としても、成人してから60年間もあるのに1つの会社だけで人生終わるというのはものすごくもったいないような気がします。

これだけたくさんの会社があって、サラリーマン以外の仕事も数えきれないくらいありますし、これからもいろんな仕事が新しく生まれてくるはずです。

MRという仕事は医師やその他の医療関係者、そして患者さんの役に立てたと実感できたときはとても充実感のある仕事だと思います。

でも何十年も同じことをやっていては得られるものが徐々に少なくなっていくと思います。

40年以上1つの会社だけで過ごそうとする方の気持ちは正直わかりませんが、「どんどん新しい体験がしたい」とか「若いうちから高い給料をもらえるようになりたい」などちゃんレンジ精神がある方は間違いなく転職を勧められます。

MRほど転職しやすく、年収を上げやすいサラリーマンの職種はそう多くないのではないでしょうか。

今は昔よりもそういう中途採用募集が減っていますので難易度が上がってはいますが、まずは転職エージェントに相談して希望の案件を探すところから始めましょう。

これからも画期的な新薬は出てくるはずですし、日本への新規参入をしてくる会社もあるはずです。

そういう会社のMR募集が始まることがわかってからエージェントに登録していたのでは先を越されますので、今のうちから話をしておくことが非常に重要だと思います。

ランスタッド

JAC Recruitment

ビズリーチ

dodaエージェントサービス

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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