mrの転職理由

現役MRが転職した時の体験談を語る その1

mrの転職理由
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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

MRのみなさんは転職したことがありますか?

転職したことはなくても、興味はあるという人もいるんじゃないでしょうか。

転職に興味があったとしても、なかなか実行するのはハードルが高いと感じている人も多いと思います。

慣れ親しんだ会社を離れて何も知らない会社に入るなんてなんかコワいし、そんな人生の大きな決断をして失敗したらイヤですよね。

でも、アメリカでは1人当たりの転職回数の平均は11回ですし、転職せずに1社に留まっている人は逆に「チャレンジ精神がない人」という評価を受けてしまいます。

日本も同じような状況になるかどうかは分かりませんが、終身雇用制度も崩壊したと言えるでしょうし、今のところそっちの方向に向かっていると言えるのではないでしょうか。

今の会社でうまくいっているのに無理やり転職する必要はないかもしれませんが、「もっと新しい気分で仕事をしてみたい」とか「若いうちにもっと給料を上げたい」とか「同期よりも早く管理職になりたい」というように何かしらの野望がある場合、転職した方が早く叶えられる可能性は高くなります。

そんな野望があるにはあるけどいざ転職するとなるとちょっと・・・、という方に向けて実際にMRとして3度転職した私の転職体験談のうち、今回は1回目のMR転職についてお伝えしようと思います。

全く転職する気はなかった

異業種から1社目の外資系製薬会社に転職した当初、もう15年以上前になりますが、私はMRという仕事の自由さと給料の高さに感動しました。

そこから3度も転職するとは思ってもいませんでしたし、自分でもMR未経験の自分に高い給料を提示してくれた会社に感謝していましたので「ずっとここで頑張ろう!」と思っていたくらいです。

そう決意してプライマリーMRとして頑張っていたんですが、ある日とあるリクルーターの方が私に電話をかけてきたんです。

「もしもし、〇〇〇社のリョウタさんですか?」

「はい、そうですけど。」

「MRの転職エージェントをやってる〇〇と申します。良い会社があなたのようなMRを探していまして・・・。」

「はあ。それでどうやって私の電話番号がわかったんですか?」

「良いMRの方を探してあちこちお聞きしていると、とある方からあなたの名前と連絡先を教えて頂きました。」

とこんな感じでいきなり連絡をもらったんですね。

ちょっと怪しかったですし、電話でいきなり連絡してくるなんてと思っていたのでその場では適当に話をして電話を切ったんですけど、それからこのエージェントの方からちょくちょく電話が来るようになりました。

電話で1年くらいいろいろなやりとりをしているうちに、「色んな会社の企業文化を経験しておいた方が、後々プラスになる時代に必ずなる」「年収を上げてオファーをしてくれるならその会社の方があなたを評価しているということ」という話を聞き、そのとおりだなと思うようになりました。

それで、当時は自分が担当している部署で新薬上市の直前だったのですが、自分が挑戦したかったオンコロジーMRで未経験者可の募集があり、このタイミングしかないということで思い切って応募することにしました。

普段決断は早い方ですが、慣れ親しんだ会社を辞めるということにも抵抗があり、エージェントの方からはじめて電話をもらってから1年半くらい経っていたと思います。

転職活動に関して

エージェントの方は製薬会社のリクルートに精通している方だと応募する会社で通過しやすい書類や面接の傾向をよくご存じですので、私も対策についてはしっかり伝授していただきました。

おかげで1発で内定をとることができ、本当に助かりました。

面接で自分が伝えたいと思って用意していたことも、それぞれの会社で響きそうな内容や言い回しに絶妙にアレンジしてくれますので、やっぱり転職するときはエージェントの存在というのは大きいですね。

特にバイオベンチャーなんかだと面接などに関する情報が少なかったりして対策を立てにくいんですが、エージェントの方は何人も候補者を面接に送り込んでいたりするので傾向がわかっていますし、人事担当者と直接話をする機会もあるので受かりやすいタイプのMRをそれとなく聞くことだってできます。

私は1度目の転職では2回の面接で内定をもらったのですが、2回とも直前にエージェントの方に模擬面接をしてもらいました。

そこまでしてくれるエージェントばかりではないかもしれませんが、そういうエージェントを見つけることができたら非常にラッキーだと思います。

転職する時の周囲の反応

営業所のメンバーや入社時からお世話になっていた社内の方に転職することを伝える時はたしかに辛かったです。

1社目の会社は外資系とはいえ社内の人とそこそこ深い付き合いをしていたので、そういう人達と離れなければならないことは転職するにあたって一番辛いことの一つですね。

また、深い付き合いのある人ほど転職するかどうかを事前に相談しづらいですから、どうしても事後報告になってしまうということもあって余計に辛かったです。

事前に相談すれば引き留められるに決まっていますから、自分の決心に従って動けなくなってしまいます。

ただそういう人ほど同じ会社だから仲良くしているというわけではないですし、違う会社になっても関係が途切れることはないと確信できます。

だから、「うわべでつき合っている人と人間関係の整理ができる」というくらいの気持ちを持つようにしました。

「裏切り者」というようなことを言ってくる人もいましたが、信頼関係ができている人から言われることは全くありませんでした。

むしろほとんどの人から応援してもらえましたので、会社は別々になってもそういう人のことをより大事にしようと思います。

転職後の会社ですぐに馴染めるのか

転職してちょっと戸惑うのが、「会社によって社風はぜんぜん違う」ということです。

同じ外資系の会社でも会社によってぜんぜん違うので、内資系から外資系に転職した人は相当戸惑うこともあるんじゃないでしょうか。

1度目の転職では比較的社風が似ていたので、そこまで驚くことはありませんでした。

中途入社で入ってくるMRもそれなりに多い会社でしたので、入社したばかりの私に所長から同僚のMR、内勤の方までが気を使ってくれていましたのですぐ馴染むことができました。

社風の違いというのは細かいことを言えばキリがないですが、大きなところで言うと社内の人間関係ですかね。

営業所員どうしや支店内の社員どうし和気あいあいとしている会社もあれば、「同じ会社内でもMRはみんなライバルだからスキがあったら蹴落とす」とみんなが思っているような会社も実際にあります。

その社員同士のギスギス感の度合いが会社ごとにけっこう違います。

それは転職を何度もして実際に感じてきましたので、今では同じ会社で転勤した時でも”一瞬で”営業所の雰囲気を感じることができるようになりました。

転職をすると変化に強くなりますが、それも転職でこそ身につくスキルではないでしょうか。

はじめてMR転職をしてみて

私の場合は異業種から一度転職していましたのでそこまでの驚きはありませんでしたが、新卒で製薬会社に入社して1から10まで仕事のことを教えてくれた上司や先輩に自分から背を向けて出ていくというのはなかなか決心がつかない人も多いと思います。

しかし、会社っていうのはそういうもんだというふうに理解した方がいいです。

仲の良い先輩だっていつ転勤になるかもしれないし、その先輩が転職するかもしれませんし。

3年一区切りとよく言われるように、どんな会社や人間関係もあまり長く続けていくよりも3年程度で区切って新しい方向に進んでいった方が良いのかもしれませんね。

転職をして自分の人生を良い方向に進めることができるのなら、今いる会社に留まる理由は人生の足枷になっているかもしれません。

私も良い先輩や後輩、上司に恵まれていましたが、その人達とは今もちょくちょく集まります。

また、より高い給料を提示してくれた会社で働くというのは気が引き締まるというのもありますが、MRをやっていて充実感があります。

いろんな面で違う環境に飛び込むことで新鮮な気持ちで仕事することができますしプラスの面はやっぱり多いと思っています。

もし転職に興味があって迷っている人がいたら間違いなく転職することを勧められるからこそこのブログを運営しています。

昔と比べると募集は少なくなっていますが、チャンスは来ますのでどんどん転職しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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