MRの年収

都心より地方のMRが実質の年収が高い?

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こんにちは。

現役MRのリョウタです。

ご存知の方も多いと思いますが、日本の製薬会社MRの平均的な年収は約680万円です。

日本のサラリーマンの平均年収は約440万円なので、240万円の差があります。

改めてMRが恵まれていることがわかりますが、これまた製薬会社によっても差がありますし、もっと言うと住んでいる地域によっても差があります。

「え!?同じ会社なら住んでるところは関係ないでしょ。寒いところなら地域手当が少し多くもらえるくらいで。」

と思うかもしれませんが、実際には地方と都心では体感的な年収はかなり違います。

今回はこの件について記事にしたいと思います。

地方MRの年収は都心MRより高い

今まで都心でMRをしてきて地方に異動したことがない方は感覚的にわからないかもしれませんが、実は都心と地方では体感的な年収にかなりの違いがあります。

ちょっとシミュレーションしてみましょう。

たとえば、同じ外資系大手製薬会社でMRをやっている同じような家族構成の同年代の2人のMRが都心と地方にそれぞれ配属されていて年収もほぼ同じくらいだった場合、月の生活費はどのくらいかかってどのくらい残るのでしょうか。

被服代や日用品代など個人差が強い消費財はなるべく省いてみました。

またライフラインなどの都心でも地方でも必ず必要で費用も変わらない項目は省いています。

出費する可能性が高い固定費を入れて年間に手元に残る金額を比べてみましょう。

都心MRの場合

・外資系大手製薬会社 東京都内開業医担当 30歳 男性MR 既婚 子供1人

・年収 800万円

・手取り金額 600万円

・自家用車駐車場 2.8万円/月 × 12 = 33.6万円

・家賃 15万円/月(3割自己負担) × 12 = 54万円

・食費・交際費 10万円/月

⇒ 3,924,000円

地方MRの場合

・外資系大手製薬会社 香川県内病院担当 30歳 男性MR 既婚 子供1人

・年収 800万円

・手取り金額 600万円

・自家用車駐車場 3千円/月 × 12 = 3.6万円

・家賃 7万円/月(3割自己負担) × 12 = 25.2万円

・食費・交際費 5万円/月 × 12 = 60万円

⇒ 5,112,000円

同じ年収でも年間100万円以上の差が出る

いかがでしょうか。

子供ができると自家用車は多くの人が所有するでしょうし、住居は社宅で3割負担を想定し、私のようによっぽどお酒が嫌いな人でなければ月に2~3回は飲み会して友人や家族と外食をした場合の出費を想定してみました。

飲み代は地方の方が安くなりますし(そもそも高い店が少ない)、社員どうしでもお互い住んでいる場所が遠かったり交通の便が悪かったりして、都会と比べると飲みに出かける回数は減るでしょう。

項目として入っているのは自家用車駐車場、家賃の自己負担(3割想定)、飲み代や外食代などを含めた食費の3項目だけでしたが、都心と地方では年間にして100万円以上固定費に差がでてしまいます。

このように地方では都心よりも固定費が格段に安いため、同じ会社でMRをやっていても都内に配属されている人と思いっきり地方に配属されている人では自由に使えたり貯金できる金額に大きく差があります。

一般的なサラリーマンよりも年収が高いMRでは、住むところや駐車場の立地も良い物件を選びますし、飲食代も単価が高かったりするのでその差がより顕著になる傾向があります。

東京に配属されている方が社内出世のことを考えると近道ですし、出世が早ければそれだけ年収が高くなるということもありますので一概に言えないということは重々承知です。

ただ地方には地方の住みやすさや子育てのしやすさがあったり、手元に残る給与に余裕があったりしてなかなかのメリットがあります。

年収という言い方とは少し違うかもしれませんが、事業者で言えばサラリーマンの給料は売上にあたりますので、給料という売上から必要な経費を引いたものが収入だと考えると、最終的に残る金額が収入ということになります。

それを「体感的な年収」と読んでいるんですが、とにかく早く貯金をしたいと思っているMRにとって地方に住むというのはもってこいだと思いますよ。

おわりに

Zoom会議やEngage Meetingなどのオンラインでの仕事が普及してくると、これまでよりも都会と地方との仕事上での差がなくなってきますね。

オフィスがなくなってオンラインでミーティングとかするなら、東京に住んでいても九州や北海道に住んでいても同じです。

地方の方が人が優しかったり時間に余裕があったりしてストレスが少ないとか、家や駐車場代が安いから大きな家に住めるとか、地方特産の美味しい食べ物が安く食べられるなどメリットもたくさんあります。

そのうえで年間100万円以上多くお金が残るとすれば、東京志向の人も考えてみる余地はあるんじゃないかと思います。

特に家族持ちのMRの方、思い切って奥さんの実家近くに移り住むというのはどうですか?

子育ても手伝ってもらえて奥さんの機嫌もよくなりますし、浮いたお金で旅行なんかも行きやすくなります。

私も以前の会社では東京に勤務していましたが、家族で地方に住みたかったので転職しました。

今は日本人の働き方も変わってきているせいか、転職の時に勤務地の希望を聞いてくれる会社も増えているように感じます。

面接のときにゴリ押しで希望勤務地を訴えるのはマズいですが、どこでも行くつもりだと言いながらも希望の勤務地はあることを伝えれば、できる限り応えてくれる会社もあります。

それ自体は出世云々には全く影響しませんので、地方移住を含めて転職を検討している人は是非面接でそのように伝えてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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