製薬企業情報

アステラス製薬の業績は?ニュースや評価から分かるMRにとって有望な企業なのか解説します

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こんにちは!現役MRのリョウタです。

今回は、2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して発足した日本の大手製薬会社であるアステラス製薬についてご紹介していきたいと思います。アステラス製薬は合併して発足した当初から精力的に活動し続けており、国内のみならずアメリカ、ヨーロッパ、アジア・オセアニア地区などに支社があるなど、世界的に広く活動していることから今後の働きがさらに気になるところです。

実際にアステラス製薬では国内でどんな製品を扱っているのか、MRにはどのような影響があるのか気になる人もいるのではしょうか。それでは、アステラス製薬が取り扱っている国内製品や直近のニュースから分かること、MRが置かれている環境についてご説明しましょう。

アステラス製薬が取り扱っている国内製品

アステラス製薬が取り扱っている国内製品は、以下の通りです。

  • イクスタンジ(抗がん剤)
  • ベタニス(過活動膀胱治療剤)
  • ゾスパタ(急性骨髄性白血病治療剤)
  • エベレンゾ(腎性貧血治療剤

主に以上の製品を主力としています。

アステラス製薬の直近のニュースから分かること

アステラス製薬の直近のニュースから分かることは様々です。

それでは、アステラス製薬の直近のニュースについてご説明しましょう。

2020年決算

アステラス製薬の2020年決算では、売上高、営業利益、経営利益、純利益と全ての利益が3月期から6月期にかけて大幅に減少しています。

その差は、以下の通りです。

年度 2020年12月期 2020年9月期 2020年6月期 2020年3月期
売上高 9409億円 6154億円 3069億円 1兆3008億円
営業利益 1594億円 868億円 608億円 2439億円
経営利益 1642億円 890億円 602億円 2453億円
純利益 1329億円 728億円 504億円 1954億円

確かに3月期から6月期にかけて減少しているものの、6月期以降は徐々に利益を大幅に回復させています。

一時期は新型コロナウイルスの影響もあったと予想できますが、それ以降もにかけて業績を取り戻しているのは精力的に活動してきた結果だと言えるでしょう。

MRの雇用に影響しそうなニュース

アステラス製薬は新型コロナウイルスの影響を受けて、2020年6月8日にエムスリーのリモートディテーリングサービスである「myMR君」を1700人の全MRに導入しました。

新型コロナウイルスの影響によって直接面談を行うことが難しくなった以上、myMR君を活用すれば担当のMRが自分の名前と顔を出しながら直接コミュニケーションを取ることができます。

これにより、医療カバレッジの拡大、医師との関係構築の強化など、オンラインとオフラインを組み合わせることによって新型コロナウイルスの影響下でもディテールプラットフォームを利活用できるようになるでしょう。

ただ、アステラス製薬は2021年6月3日に想定450人の早期退職者を募集することを発表しました。

これは3年ぶりに行われる募集であり、早期退職を希望する人には割増退職金を支給するようです。

大型M&A案件など

アステラス製薬では、以下のようなM&Aを行っています。

2007年に交代医薬の技術を持っているアメリカのアジェンシス社を3億8700万ドルで買収しました。

2010年5月27日にはアメリカのOSIファーマシューティカルズに対して1株57.5ドル、総額40億ドルを提示し同年6月9日に買収しました。

2019年12月3日にはカリフォルニア州のオーデンテス・セラピューティクスを約30億ドル、日本円で約3200億ドルで買収すると発表しました。

アステラス製薬でMRが置かれている環境

アステラス製薬で現在mRが置かれている環境はどのようになっているのでしょうか。

今現在、アステラス製薬でMRが置かれている環境についてご説明しましょう。

アステラス製薬の評価

アステラス製薬の平均年収は400万円~2100万円と大きく広がっています。これは年齢や勤続年数などの様々な要因によって大きく違うところが多いでしょう。

ただ、一般職でも年収1000万円を超える可能性は十分にある上にベットで営業日当も支給されます。しかも医療保険への加入が不要だと思われるほど高額な医療費が発生した時の補助が手厚く、住宅補助や福利厚生も手厚いため、離職者が出にくいと言われています。

新製品の数

アステラス製薬では2021年6月4日~8日にかけて抗体-薬物複合体であるエンホルツマブ ベドチンについて2つの臨床試験の最新データを2021年米国臨床腫瘍学会年次総会で発表しています。

その他にも同じく年次総会で、がん領域ポートフォリオを発表しているなど、新製品の開発に向けて精力的に活動しています。

雇用

現在、MRの新卒者を募集しているようですが、転職者を募集している情報は見つかりませんでした。

成長性

アステラス製薬は今後の成長性が大いに期待できると言えるでしょう。

現在も新製品を開発するために様々な臨床試験を重ねており、米国臨床腫瘍学会年次総会にて抗体-薬物複合体の最新データを発表しているなど今もなお精力的に活動しています。

myMR君を利活用してリモートワークも促進しているなど、MRにとっても働きやすい職場だと言えるのではないでしょうか。

まとめ

アステラス製薬は大手製薬会社として世界的に活動しており、今現在もリモートワークの体制を整えて働きやすい環境となっています。

新製品の開発に向けて精力的に活動しており、今後の成長性が大いに期待できるでしょう。

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