MRの将来

MRも40歳定年に備えた方が良いという話

MRの将来

こんにちは。

現役MRのリョウタです。

このブログを読んで下さっている方の中には、

「MRって給料良いし楽だからずうっとやっていたいよね~」という方から

「こんなつまらない仕事、65歳の定年までやるなんてあり得ない。どうにかして脱サラできないかな」

と思っている人までいろいろなんじゃないでしょうか。

聞いたことがある方も多いと思いますが、政府としては財政難なので税収を増やしたいということもあって、厚生年金や国民年金の受給年齢の引き上げに帳尻を合わせる形で定年退職を65歳、将来的には70歳に引き上げていく方針です。

一方で、企業側としてはただでさえMRを削減したいのに、使いづらい60代のMRを10年間も雇用し続けなければならなくなるのは負担が大きすぎてとてもムリだと考えています。

そこで政府としては、過去に国家戦略会議で40歳定年について議論したことがあります。

政府は定年を70歳に引き上げたいし、一方で企業側は70歳どころかいつでも社員のクビを切れるようにしてほしいと思っている・・・。

私たちの雇用は将来どうなっていくのでしょうか。

今回はこれについて調べてみましたので、意見を述べてみたいと思います。

企業は定年延長には大反対

ここ最近の報道を見ていると、安倍政権は「一億総活躍社会」を謳い、65歳以上の希望者に対する継続雇用を既に打ち出しており、さらにゆくゆくは定年を70歳まで引き上げることも検討していますが、経団連側はこの方針を真っ向から否定していますよね。

経団連の中西会長は、ここ数年の記者会見で、日本型の終身雇用制度や新卒一括採用などについて、「維持するのが難しくなってきた」という発言を繰り返しており、2020年初のインタビューでも、

「新卒一括採用、終身雇用、年功序列型賃金制度に矛盾を抱え始めている。雇用制度全般の見直しを含めた取り組みが重要だ」

と述べており、定年制の延長どころか雇用制度全般を見直さないと日本経済や社会システムが成り立たなくなるとの考えを表明しています。

トヨタ自動車の豊田章男社長も会見で

「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」

と経団連と同様の考えを述べて話題になりましたね。

もともと経団連は自民党と長年の癒着がありますが、近年は関係が悪化しており、経団連の代表的な立場の方々がこのように政府の方針に対しかなり鋭角に否定的なコメントを表明するということに改めて日本企業が切羽詰まっているということを感じますね。

政府の40歳定年制への改革案

安倍政権が誕生する前の民主党政権時、当時の野田首相が国家戦略会議の分科会において40歳定年制に関する報告書をまとめたという報道を見て驚いた記憶があります。

この報告書では改革案は長期的な指針であり、労使が合意すれば40歳での定年もできる柔軟な雇用制度への変革を求めるものでした。

まあ、当時は民主党が政権を握っており、雇用を流動化させたい経団連の協力が欲しくてやっただけなのかもしれませんが、経団連の意見を取り入れた会議であることに間違いはないと思います。

そこから予測するに、経団連としては現状の終身雇用を打破するためにとりあえず40歳くらいで一度雇用契約を解除できるようにし、そこから給料を下げて再雇用するか転職するかを選べるようにすることで人員を調整しやすくしたいという思惑があるんでしょうね。

これは今の自民党政権下でも現状では70歳までの定年延長を目論んでいますが、いずれはこのような議論になっていくと思われます。

自民党としては団塊の世代が自分たちの支持層ですからこの方向性を変えることはすぐには困難ですが、トヨタ自動車などの日本を代表する企業がムリだと言っているんですから現実的に不可能な制度をゴリ押しすることもまた困難なのです。

私のような30代後半のMRだと、40歳定年制が現実味を帯びてきた頃には40歳を過ぎていると思われますので、今のうちからどうしようか考えておかないといけないですよね!

今の若い世代の平均寿命は100歳以上に?

日本人の平均年齢は1960年代は65歳でしたが、2020年現在では84歳にまで伸びています。

さらに、2045年頃には日本人の平均寿命は100歳くらいにまで伸びていると予測されています。

2045年って今から25年後ですけど、ようするに今75歳以下の人は平均で100歳くらいまで生きる可能性が高いという推測ですからね。

今40歳以下の私たちの平均寿命はどうなっているんでしょうかね。

たしかに医療も日進月歩で進んでいますし、心血管疾患やがんが克服できるようになってくればそれもじゅうぶん現実的な話です。

じゃあ、そんなことが予測されていてもこのままMRを続けていくのかどうかについて、真剣に考えないといけないんじゃないでしょうかね。

冒頭のとおり、

「MRって給料良いし楽だし、自分の天職だから一生やっていきたいな~」

と思っている方は、40歳でムリやり定年にされないようこれからもMR道に精進していけば良いと思います。

しかし、

「こんなこと65歳までだってあり得ない」

と思っている方の多くは40歳定年制になったときには40歳を超えている可能性が高いです。

だから、そのときになっていきなり選択を迫られるのではなく、自分から選択できるようにしておかないといけません。

幸い、MRはサラリーマンの中では高給なので、まずはお金の問題を解決すべく行動しなければならないのはもちろんですよね。

20年ごとの人生プランを練る

今の感覚よりも長くなりそうな人生でそうならないためには、自分の人生プランも更新しておく必要があります。

「65歳くらいまでなんやかんやいっても働けるでしょ。65歳で定年退職してあとは減額されるにしても年金もらって貯金と合わせるとなんとかなるんじゃない?」

というほとんどの人が持っている現状の人生プランは人生100年、40歳定年時代には間違いなくフィットしません。

ましてや、「65歳まですら同じ仕事をしていたくないな」と思っている人は早々にプランを立てて実行していきましょう。

1つの案としては、20歳から40歳、40歳から60歳、60歳から80歳、80歳~と成人以降のプランを20年ごとに4つくらいに分けて考えると計画しやすいんじゃないでしょうか。

これなら、たとえば今30歳の人なら40歳まであと10年ですから、MRはとりあえずあと10年で引退すると決めておいて、10年後の別のキャリアプランに向けて始動していけばいいですね。

新型コロナの影響で考える時間はたくさんできましたから、ぜひ一度自分の人生プランを考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

政府は建前上70歳定年制を企業に義務付ける法案を成立させておいて、経団連との関係を維持させるために今よりもある程度雇用を流動的にすることができるような法案を同時期に出してくるでしょう。

40歳定年選択制度みたいな名前で、40歳くらいで条件に当てはまる人は定年させるか、給料減額や昇給・昇格停止などで再雇用するかを企業が決められるみたいな・・・。

今20代や30代の若いMRは、今の65歳定年も年金受給も安定雇用も過去の話になっている可能性は低くないというのが私の考えです。

新型コロナの政府の対応ように、その時になってはじめて考えたのでは遅いですのでぜひ人生プランについて練り直してみることをおすすめしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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